2007年03月14日
捨てることが始まりや!
おやじっちの知り合いにはかなりのツワモノが多い。
その1人に、昨日ものすごいとっつぁんがいると書いたが、
今日はその人の話を・・・。
その方は、私の何倍もの長い間テニスをやっているのにいまだに寝ても覚めてもテニス。
おやじっちが、自分のテニスをやり始めた時、既に全日本に出ていた方だが
(もちろん今も出ているが・・)
自分よりも上の人とあたって負けた時、
彼はこう思ったそうだ。
「( ̄ ̄ロ ̄ ̄;;)・・・・今のままじゃ、
このレベルには勝てない・・・」
そして、彼はどうしたかというと・・・・・、
それまで長年やっていた自分のテニスをぽいっと捨てたのだ。
それまでの彼のテニスは、打たないテニス。
つないでつないで、相手のミスを誘う。
自分からは絶対にミスをせず、
何球でも、何球でも、相手が根負けするまで、
ひたすら拾いまくりつなぎまくる・・・・。
じっくり、じわじわ・・・
相手に、
「いつまで続くわけ~?・・・」
「どこに打っても返ってくる・・・( ̄  ̄;)」
そう思わせたらこっちのものさテニス。
けれど、そのテニスがベテランでも本物のトップには通用しなかったのだ。
おやじっちが言うには、
同じ全日本プレーヤーでも、やはり
タイトルを取るレベルは
どの年代であっても自分からポイントを取りにいく人だそうだ。
ド根性と体力が勝負の、けなげで辛抱強いテニスだけでは、本当の上のレベルにはいけない。
自分のこれまでのテニスでは、そこまで行けないんだと痛感した時、
彼は、
潔く自分のテニスを捨てた。
そして、打つテニスに方向を完全に変えた。
おやじっちが、前に
数年テニス経験のある生徒に、フォームを教えたとしても、
なかなか試合の中でそのフォームで打たないと嘆いていた。
負けるのが怖いから・・・・。
プレッシャーのかかった試合の中で、
まだ未完成の新しいフォームで打つには勇気がいる。
しかも大事な場面になればなるほど、更に勇気が必要になってくる。
レベルの差関係ない。
人間誰しも負けることが怖いのだ。
でも、開けたくない、開けるのが怖いその扉の先にしか、
本当の勝ちはない。
いくら練習でできたとしても、試合の中でそれを使わなければ
新しいフォーム、新しい技を覚える必要がない。
だったら、今の自分の武器をひたすら練習して磨きをかければいい。
目指すところが、どこかで
するべきことが全て決まってくる。
そして、どのくらいの思いでそれを目指しているかで
やることのスピードも、そして結果も変わってくる。
全日本に出場することが目的なのか・・・
全日本でも更に上を目指すのか・・・
草トーで優勝を目指すのか・・・
「あの人」に勝つことを目指すのか・・・
県で一番を目指すのか・・・
日本で一番を目指すのか・・・
はたまた世界で一番を目指すのか・・・
彼はまだ現役バリバリの世代なので、
仕事も当然忙しい。
朝から晩までテニスができるわけもなく
1週間でテニスができる時間は限られている。
出張先から電話をかけ、練習相手を探し、コートを工面し
夜の10時でも仕事帰りすぐさまテニスに向かう。
朝も早くからテニスの練習してそのまま仕事に向かう。
はたの目には「大変ね~」と思うことでも、
本人にとってみれば、大変どころか、
わくわくしてコートに向かう。
テニスの時間に遅れたくないから、仕事も俄然ハリがでる。
そしてどうなったかというと・・・・・
彼は、試合の中で、
新しい武器を使って戦った。
未完成なのでミスも多く、
当然のことながら、それまで勝てていた相手にすら勝てなくなった。
でも!彼は元のテニスに戻そうとはしなかった。
たとえ負けたとしてもひたすら自分のやりたいテニスを試合の中で貫いた。
もともとベスト4くらいにはいたのに、
テニスを変えた年一年間は勝てなかった。
けれど次の年、おやじっちが会った時、
彼は、新しい自分のプレースタイルで勝ち始めるようになってきていた。
レベルは違ったとしても、
それまでの自分のテニスをどうしても捨てられない人が多い中、
どうして、その人はそこまでできたんだろうね・・・
と私はおやじっちに聞いた。
そしたら、おやじっちは、
「そうだね・・・」と少し考えたあと・・・
「きっと、自分の残りのテニス人生が見えてきたとき、
やりたいことをやろうって思ったんじゃないかな・・」
その後に続く、おやじっちの言葉は・・・・
次回に♪
「ぎゃ~~!また次回かよ!!」
ってTickTackさんやパンドラさんの声が聞こえてくるぅ・・・
ううっ、いつも、欲求不満にさせてごめんちゃい!
だってまた来て欲しいんだもん~~!
おっと!続き早くアップせ~~って方も、
いつも思わせぶりな態度むかつくんだけど・・・と言う人も、
どうか、ぽちっと!よろちくお願いいたしまする・・。
とうとう次回は完結でっせー!お見逃しなく!
←これ、これ・・これをぽちっと!
気が向いたらこれもぽちっと。
←あれもこれもそれもやなあ~~~
←ここまで押してくれるやさしい方はあまりいんよなあ・・・でも、いるのよね・・・いつもありがとう♪
その1人に、昨日ものすごいとっつぁんがいると書いたが、
今日はその人の話を・・・。
その方は、私の何倍もの長い間テニスをやっているのにいまだに寝ても覚めてもテニス。
おやじっちが、自分のテニスをやり始めた時、既に全日本に出ていた方だが
(もちろん今も出ているが・・)
自分よりも上の人とあたって負けた時、
彼はこう思ったそうだ。
「( ̄ ̄ロ ̄ ̄;;)・・・・今のままじゃ、
このレベルには勝てない・・・」
そして、彼はどうしたかというと・・・・・、
それまで長年やっていた自分のテニスをぽいっと捨てたのだ。
それまでの彼のテニスは、打たないテニス。
つないでつないで、相手のミスを誘う。
自分からは絶対にミスをせず、
何球でも、何球でも、相手が根負けするまで、
ひたすら拾いまくりつなぎまくる・・・・。
じっくり、じわじわ・・・
相手に、
「いつまで続くわけ~?・・・」
「どこに打っても返ってくる・・・( ̄  ̄;)」
そう思わせたらこっちのものさテニス。
けれど、そのテニスがベテランでも本物のトップには通用しなかったのだ。
おやじっちが言うには、
同じ全日本プレーヤーでも、やはり
タイトルを取るレベルは
どの年代であっても自分からポイントを取りにいく人だそうだ。
ド根性と体力が勝負の、けなげで辛抱強いテニスだけでは、本当の上のレベルにはいけない。
自分のこれまでのテニスでは、そこまで行けないんだと痛感した時、
彼は、
潔く自分のテニスを捨てた。
そして、打つテニスに方向を完全に変えた。
おやじっちが、前に
数年テニス経験のある生徒に、フォームを教えたとしても、
なかなか試合の中でそのフォームで打たないと嘆いていた。
負けるのが怖いから・・・・。
プレッシャーのかかった試合の中で、
まだ未完成の新しいフォームで打つには勇気がいる。
しかも大事な場面になればなるほど、更に勇気が必要になってくる。
レベルの差関係ない。
人間誰しも負けることが怖いのだ。
でも、開けたくない、開けるのが怖いその扉の先にしか、
本当の勝ちはない。
いくら練習でできたとしても、試合の中でそれを使わなければ
新しいフォーム、新しい技を覚える必要がない。
だったら、今の自分の武器をひたすら練習して磨きをかければいい。
目指すところが、どこかで
するべきことが全て決まってくる。
そして、どのくらいの思いでそれを目指しているかで
やることのスピードも、そして結果も変わってくる。
全日本に出場することが目的なのか・・・
全日本でも更に上を目指すのか・・・
草トーで優勝を目指すのか・・・
「あの人」に勝つことを目指すのか・・・
県で一番を目指すのか・・・
日本で一番を目指すのか・・・
はたまた世界で一番を目指すのか・・・
彼はまだ現役バリバリの世代なので、
仕事も当然忙しい。
朝から晩までテニスができるわけもなく
1週間でテニスができる時間は限られている。
出張先から電話をかけ、練習相手を探し、コートを工面し
夜の10時でも仕事帰りすぐさまテニスに向かう。
朝も早くからテニスの練習してそのまま仕事に向かう。
はたの目には「大変ね~」と思うことでも、
本人にとってみれば、大変どころか、
わくわくしてコートに向かう。
テニスの時間に遅れたくないから、仕事も俄然ハリがでる。
そしてどうなったかというと・・・・・
彼は、試合の中で、
新しい武器を使って戦った。
未完成なのでミスも多く、
当然のことながら、それまで勝てていた相手にすら勝てなくなった。
でも!彼は元のテニスに戻そうとはしなかった。
たとえ負けたとしてもひたすら自分のやりたいテニスを試合の中で貫いた。
もともとベスト4くらいにはいたのに、
テニスを変えた年一年間は勝てなかった。
けれど次の年、おやじっちが会った時、
彼は、新しい自分のプレースタイルで勝ち始めるようになってきていた。
レベルは違ったとしても、
それまでの自分のテニスをどうしても捨てられない人が多い中、
どうして、その人はそこまでできたんだろうね・・・
と私はおやじっちに聞いた。
そしたら、おやじっちは、
「そうだね・・・」と少し考えたあと・・・
「きっと、自分の残りのテニス人生が見えてきたとき、
やりたいことをやろうって思ったんじゃないかな・・」
その後に続く、おやじっちの言葉は・・・・
次回に♪
「ぎゃ~~!また次回かよ!!」
ってTickTackさんやパンドラさんの声が聞こえてくるぅ・・・
ううっ、いつも、欲求不満にさせてごめんちゃい!
だってまた来て欲しいんだもん~~!
おっと!続き早くアップせ~~って方も、
いつも思わせぶりな態度むかつくんだけど・・・と言う人も、
どうか、ぽちっと!よろちくお願いいたしまする・・。
とうとう次回は完結でっせー!お見逃しなく!
←これ、これ・・これをぽちっと!
気が向いたらこれもぽちっと。
←あれもこれもそれもやなあ~~~
←ここまで押してくれるやさしい方はあまりいんよなあ・・・でも、いるのよね・・・いつもありがとう♪