2007年07月18日
セカンドステージ
話は主様がクラブを去る最後の日の前日に遡る・・・。
携帯の留守電に残されたメッセージを聞いた私は、
びっくらこいた。
「!Σ( ̄口 ̄;;・・・・
こ、こんなことってあるわけ~~~!?」
それは、
もう一年以上も前に、
入会を申し込んだテニスクラブからで、
人がいっぱいでキャンセル待ちになっていたのが、
空きができたという電話・・・・。
なんで、既に今のクラブでこんなにもよくしてもらっているのに、
他のクラブへ申し込んだかっていうと、
いくつかワケがありまして・・・。
まずは今時の試合はほとんどがオムニだっちゅうのに、
私の短いテニス人生のほとんどをクレーで育ったせいか・・・・
なんだか思うとおりにテニスができないオムニが
すっかり嫌いに・・・・ヽ(´д`=´д`)ノ
サーフェスの違いが私のでき不出来を左右していることに気づいてからは、
嫌うよりも慣れないことには・・・・と、思ったことがまず一番だった。
しかもクレーは雨が降ったり、冬は使えない時間も長かったりするし、
仕事の合間、少しでもテニスをしたい私としては
効率よく好きな時間にテニスがやりたかった
おまけにもひとつ大きな理由・・・・
それはおやじっちに、
なるべくたくさんの人のクセだまを打つことが一番って言われたこと。
みんなが打ちたがらないクセのある人のボールや、
ゆるいボールも、早いボールも・・・・
好き嫌いをせずに、とにかくたくさんの人のボールを打てと言われていた。
自分と同年代の人のボールや、
試合に実際に出ている人のボールを打つことは
すごく私に必要なことだって・・・
そう思って、今のクラブだけでなく、
他のクラブも・・と探したんだけどちょうどいいクラブは人がいっぱいで入れなかったのだ。
でもそれも一年以上も前のことで、
すっかり忘れてました。
今更・・・・とも、一瞬は思ったけど、
一蹴してしまうにはあまりにも絶妙なタイミング。
主様がやめることを、
「これは私にとって必要なことなんだ(。-`ω´-)」
と、割り切ろうとしていた矢先の出来事。
その時期にそういう電話があるってことは、
これも必要ってこと???・・・・(; ̄^ ̄)ん~
新しいクラブに入るべきか、
それとも、このまま今のクラブだけでやるべきか・・・・
迷っても、答えが出そうになかったので、
私は考えるのをストップした。
そうして、仕事とテニス・・・・
できることをいつも以上にがんばるようにして答えが来るのを待つ事にした。
きっと私に必要ない答えのほうが消えていくことを信じて。
扉は意外とすぐにあいた。
新しいクラブに入ろう(*^o^*)/
・・・・・自然とそういう気持ちになった。
今のクラブで、
私は、主様には本当にお世話になったけど、
お蝶夫人を始め、
ママや、あすかさん、まこさん、平野さん、南さん・・・・
名前をあげたらキリないくらいたくさんの先輩たちに育ててもらい、
その一人一人から、たくさんのことを教わった。
それは、
マナーだったり、
テニス暦や、レベルの上の人への礼儀だったり、
打ってもらってありがたいって感謝の気持ちだったり・・・・
コートの外での他愛ない会話や、
実際の先輩方の姿勢が今の私を作ってくれた。
私のフォームは、スミからスミまでおやじっちに作られたもので、
後にも先にも私のコーチはおやじっちただ1人だけど、
クラブの先輩方もまた、
私にとっては、コーチに等しい。
ただ・・・・
「勝ちたい!」だけのテニスでなく、
テニスを愛する気持ち・・・・・。
この話がきて、
すぐに私はお蝶夫人にだけ言った。
すると、
「あなたのこれからのテニスのことを考えたら、
新しいところに行くことはいいことだと思う・・・
試合にいっぱい出てる人とやるのは、やっぱり違うし・・」
と言ってくれた。
そんなことを言ってくれる人に対して、私ができることは
ただただ
私が大きく強くなること。
しょぼいミスやらかして、
「うわ~ん」と頭を抱え込む弱っちい私でなく、
クラブの人が自慢できるほどの私になるために
もっともっと広い世界で経験を積むことが必要だと・・・・。
「決めたよ。
入る事にした( ̄ー ̄)v」
おやじっちにそういうと、
「そうか・・・・
いいんじゃない?
きっと、ひろみちゃんのテニスは、これから大きく変わっていくと思うよ(@^∇^@) 」
仕事は忙しいし、天気も悪いしで、
なかなか思うようにテニスができない2週間じゃったが、
おやじっちの予言は、
外れてなかった。
突然、私の目の前に現われたセカンドステージは、
未知の私をずんずん引き出してくれたのです。
眠いけど、ここでアップしなかったらまた、1週間たっちゃうかも!!と思ってがんばってみました!
私が、落ち込んでいる間・・・あたたかいたくさんのコメント本当にありがとうございました。
皆様のぽちっと、コメントがすごく嬉しかった。
本当にありがとう!!
携帯の留守電に残されたメッセージを聞いた私は、
びっくらこいた。
「!Σ( ̄口 ̄;;・・・・
こ、こんなことってあるわけ~~~!?」
それは、
もう一年以上も前に、
入会を申し込んだテニスクラブからで、
人がいっぱいでキャンセル待ちになっていたのが、
空きができたという電話・・・・。
なんで、既に今のクラブでこんなにもよくしてもらっているのに、
他のクラブへ申し込んだかっていうと、
いくつかワケがありまして・・・。
まずは今時の試合はほとんどがオムニだっちゅうのに、
私の短いテニス人生のほとんどをクレーで育ったせいか・・・・
なんだか思うとおりにテニスができないオムニが
すっかり嫌いに・・・・ヽ(´д`=´д`)ノ
サーフェスの違いが私のでき不出来を左右していることに気づいてからは、
嫌うよりも慣れないことには・・・・と、思ったことがまず一番だった。
しかもクレーは雨が降ったり、冬は使えない時間も長かったりするし、
仕事の合間、少しでもテニスをしたい私としては
効率よく好きな時間にテニスがやりたかった
おまけにもひとつ大きな理由・・・・
それはおやじっちに、
なるべくたくさんの人のクセだまを打つことが一番って言われたこと。
みんなが打ちたがらないクセのある人のボールや、
ゆるいボールも、早いボールも・・・・
好き嫌いをせずに、とにかくたくさんの人のボールを打てと言われていた。
自分と同年代の人のボールや、
試合に実際に出ている人のボールを打つことは
すごく私に必要なことだって・・・
そう思って、今のクラブだけでなく、
他のクラブも・・と探したんだけどちょうどいいクラブは人がいっぱいで入れなかったのだ。
でもそれも一年以上も前のことで、
すっかり忘れてました。
今更・・・・とも、一瞬は思ったけど、
一蹴してしまうにはあまりにも絶妙なタイミング。
主様がやめることを、
「これは私にとって必要なことなんだ(。-`ω´-)」
と、割り切ろうとしていた矢先の出来事。
その時期にそういう電話があるってことは、
これも必要ってこと???・・・・(; ̄^ ̄)ん~
新しいクラブに入るべきか、
それとも、このまま今のクラブだけでやるべきか・・・・
迷っても、答えが出そうになかったので、
私は考えるのをストップした。
そうして、仕事とテニス・・・・
できることをいつも以上にがんばるようにして答えが来るのを待つ事にした。
きっと私に必要ない答えのほうが消えていくことを信じて。
扉は意外とすぐにあいた。
新しいクラブに入ろう(*^o^*)/
・・・・・自然とそういう気持ちになった。
今のクラブで、
私は、主様には本当にお世話になったけど、
お蝶夫人を始め、
ママや、あすかさん、まこさん、平野さん、南さん・・・・
名前をあげたらキリないくらいたくさんの先輩たちに育ててもらい、
その一人一人から、たくさんのことを教わった。
それは、
マナーだったり、
テニス暦や、レベルの上の人への礼儀だったり、
打ってもらってありがたいって感謝の気持ちだったり・・・・
コートの外での他愛ない会話や、
実際の先輩方の姿勢が今の私を作ってくれた。
私のフォームは、スミからスミまでおやじっちに作られたもので、
後にも先にも私のコーチはおやじっちただ1人だけど、
クラブの先輩方もまた、
私にとっては、コーチに等しい。
ただ・・・・
「勝ちたい!」だけのテニスでなく、
テニスを愛する気持ち・・・・・。
この話がきて、
すぐに私はお蝶夫人にだけ言った。
すると、
「あなたのこれからのテニスのことを考えたら、
新しいところに行くことはいいことだと思う・・・
試合にいっぱい出てる人とやるのは、やっぱり違うし・・」
と言ってくれた。
そんなことを言ってくれる人に対して、私ができることは
ただただ
私が大きく強くなること。
しょぼいミスやらかして、
「うわ~ん」と頭を抱え込む弱っちい私でなく、
クラブの人が自慢できるほどの私になるために
もっともっと広い世界で経験を積むことが必要だと・・・・。
「決めたよ。
入る事にした( ̄ー ̄)v」
おやじっちにそういうと、
「そうか・・・・
いいんじゃない?
きっと、ひろみちゃんのテニスは、これから大きく変わっていくと思うよ(@^∇^@) 」
仕事は忙しいし、天気も悪いしで、
なかなか思うようにテニスができない2週間じゃったが、
おやじっちの予言は、
外れてなかった。
突然、私の目の前に現われたセカンドステージは、
未知の私をずんずん引き出してくれたのです。
眠いけど、ここでアップしなかったらまた、1週間たっちゃうかも!!と思ってがんばってみました!
私が、落ち込んでいる間・・・あたたかいたくさんのコメント本当にありがとうございました。
皆様のぽちっと、コメントがすごく嬉しかった。
本当にありがとう!!
2007年07月16日
どうしてもの神様
おやじっちと2人でエナンの試合を観戦したことを
書こうと・・・
いやいや、書いてる間に・・・・
!Σ( ̄ロ ̄lll)・・・・
しまった!!!
終わっちまったじゃないかっ!
しかも、エナンの試合どころか・・・・
ウィンブルドンまで終わっちまって既に誰もウィンブルドンの話などしてない・・・・・。
にゃははは・・・・・
ははは・・・・・
(;¬∀¬)ハハハ…
・・・・・
なんて、タイミングの悪い私・・・。
言い訳するわけじゃないんだけどね、
かなり色々とございまして、
それは後ほど書かせていただきますが、
先にエナンの話を・・・・。
エナンの最高の試合、
そして、悪夢の試合。
実は、
私は自称も他称もエナンファンでありながら、
今回だけでなくウィンブルドンのタイトルをエナンが取る
ということにはあまり重要視してないのです・・・・。
もちろん、『生涯グランドスラム』という
テニス史に残る名プレーヤーの一員になってくれたら
そりゃ、それはそれで大騒ぎしちゃうんだろうけど、
それよりも、
あれほどにエナンが固執する
「ローランギャロス」を
1年でも多く連覇
することのほうが彼女にとってもっとずっと重要で、
達成感を感じるのではないかと思っているのであります。
ついでに、
全仏から全英までたった2週間。
その間に、赤土のドロを払い落として芝へと切り替えるにはあまりにも短く、
エナンじゃなくても、誰にとっても、
この2大会を連続して取ることは並大抵のことじゃないかと・・・・。
ましてエナンにとってみれば、
絶対死守の全仏タイトルを取り、
それに加えて、
心の片隅にいつも、しこりのようにしみついていたであろう、
家族とのわだかまりも消え・・・・・
久々に穏やかな気分になれたエナンが
まわりが騒いでいるほどに、
喉から手が出るほどにウィンブルドンのタイトルを
欲しがっているだろうかと密かに疑問に思っていた。
以前、
有名な関取の方と話をしたときに聞いたことがある。
「横綱と幕下くらいに、
力に差がすごくあったらほとんど番狂わせはないけど・・・・
それでも、下の人が上を負かすことはある。
あれは、
いくら実力が下でも
「何が何でも!
どうしても!
なんとしても!!
勝ちたい!
・・・・って気持ちが強かったら
その想いが実力の差を埋めてしまうんだよ。
実力に差がない2人なら
どちらが勝つかもっとわかりやすい。
本当に勝ちたい!
って思ってるほうがどっちか・・・・
ただそれだけだ」
・・・・って。
それがずっと私の頭の中から離れない。
それは、勝ち負けだけでなく、
なんのときでも、
土壇場に追い込まれたとき、
その時に、
何が何でも!
どうしても!
それでも!!!
って思えるかどうかが、
「どうしてもの神様」を揺り動かす鍵になるとも言われた。
エナンでも、シャラポワでも、ウィリアム姉妹でも
あの負けん気の強さ、
土壇場に追い込まれてから這い上がるあの強さは、
金銭的なことや、家族のこととか、
テニスをする上で決して恵まれた環境じゃなかったからこそ、
養われたものじゃないかと思えてくる。
それこそ、コーチには決して教えてもらうことができない。
今年のウィリアムズ姉妹の強さはそんなところにある感じもしてくる。
必死な思いをして頂点に上りつめたものの、
満足感や充足感・・・家族の不幸、ケガ・・・
テニス以外でのビジネスの成功・・・・
テニスで勝つことのみに執着しなくなった姉妹に、世間は
「もうだめだね、あの姉妹・・・」
「2人の時代は終わった」
とか「過去の人」よばわりを散々したせいで、
とうとう
2人の中に眠っていたハングリー精神を揺り起してしまったんじゃなかろうか・・・・。
「っざけんなよ~~~!!
私たちが本気出したらね~、そのへんの小娘なんか屁じゃないのよ!!!
くっそ~見てなさいよ!!!」
今年に入ってからのセレナを見ていても感じてたけど、
はっきりと感じたのは、
ウィンブルドンのセミファイナルだったか・・・・
逆をつかれたビーナスが足を滑らせ転んでしまった時のこと・・・・。
センターコートの多くの観衆が息を呑んで見守る中、
芝の上に腹ばいになってしまったビーナスは
そのまんまの状態でラケットを伸ばしてボールを取ろうとしていた!。
あの瞬間、私は、
「ああ、この人、そこまでしても勝ちたいんだ・・・」
って思った。
どうしてもの神様がビーナスについたと思った。
こりゃ、手ごわいわ~(;°°)・・・と思った。
でも、結果は・・・・
ビーナス戦に行く前にエナンは負けてしまい・・・・
(;;゜ o゜;;)
うっそでしょう!
何が起きちゃったわけ~~~っ????
って感じだった。
ちゃんとマヌエル君という守護天使もついていたのに・・・。
おやじっちが言うには、
エナンは時々(ちょくちょくとも言っている)
油断をするらしい。
全仏はエナンの悲願でもあるから、
一戦、一戦に隙がなく、
適度に次の試合に向けての練習を混ぜながら、
たとえ相手がもう瀕死の状態でも、攻撃の手をゆるめることはなく、
これでもかってほどに攻めあげていた。
なのに今回は・・・・・
まさか、
バルトリに負けるなんて・・・・
彼女には失礼な言い方だけど、
ありえないことだった。・°°・(;>_<;)・°°
まさに、金星。
幕下が横綱に土をつけた感じ。
「どうしてエナンが油断するって思うの?」
っておやじっちに聞いたら、
「だって、ひょっこり、負けたりするでしょ?
あれは油断だよ」
・・・・(。-`ω´-)う~む、確かに、
1回戦や2回戦で、シード勢がそうでもない選手にひょっこり負けたりするけどそういうことか???
「あれがもし、相手が、
セレナだったりモーレズモだったり、
それ相応の選手なら、試合に入る前から気合も入れて入るわけ。
でも、そうじゃない相手だと、
いざ試合になってからあげようと思ってもなかなかそうはいかない。
試合に入る前から既に勝負なんだよ」
でも、カルロスコーチは、
エナンにバルトリ戦の前に
「バルトリをシリアスに思わなければいけない。
油断はするな」
と言っていたそうだ。
油断・・・・それこそが危険、大敵だって。
私:「そういや、おやじっちもあるよね
どうでもいい相手なのに、
ひょっこり負けること・・・・」
おやじっち:「そうそう、あるある・・・・・って、
大きなお世話だ~~~っ!(●`з´●)
まあ、確かに、相手のフォームがしょぼかったりすると
どうしてもね・・・・それで判断しちゃったりはあるよね。(^ー^;)
バシバシ打つ相手なら崩しようがあるけど、
しつこかったりすると、
そこからあげていこうとしてもなかなか厄介なんだよね・・・・」
全仏を取り、家族とも仲良しになって
久々に心に平穏が訪れたエナンに、
息つく間もなく訪れた悪夢としかいいようのない試合・・・・。
エナンは、今回の試合で、
多くのことを学んだとカルロスコーチは言っていた。
インタビューでエナンは泣いていたそうだけど、
ビッグタイトルを逃した代償に得たものは、
それはそれは大きなレッスンだったに違いない。
って~ことは・・・・・
( ̄+ー ̄)むふっ
このまんまでエナンが引き下がるはずがないから、
きっと今まで以上に勇気リンリン!気合充分
1回りも2回りも大きくなったエナンを見れるってことだわ!!
ああパワーアップしたエナンを見れるなんて
本当に全米が楽しみ\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /
久々のアップで、皆様に忘れ去られてるかも・・・と、びくびくしてる私に4発応援のクリックして~~~!
書こうと・・・
いやいや、書いてる間に・・・・
!Σ( ̄ロ ̄lll)・・・・
しまった!!!
終わっちまったじゃないかっ!
しかも、エナンの試合どころか・・・・
ウィンブルドンまで終わっちまって既に誰もウィンブルドンの話などしてない・・・・・。
にゃははは・・・・・
ははは・・・・・
(;¬∀¬)ハハハ…
・・・・・
なんて、タイミングの悪い私・・・。
言い訳するわけじゃないんだけどね、
かなり色々とございまして、
それは後ほど書かせていただきますが、
先にエナンの話を・・・・。
エナンの最高の試合、
そして、悪夢の試合。
実は、
私は自称も他称もエナンファンでありながら、
今回だけでなくウィンブルドンのタイトルをエナンが取る
ということにはあまり重要視してないのです・・・・。
もちろん、『生涯グランドスラム』という
テニス史に残る名プレーヤーの一員になってくれたら
そりゃ、それはそれで大騒ぎしちゃうんだろうけど、
それよりも、
あれほどにエナンが固執する
「ローランギャロス」を
1年でも多く連覇
することのほうが彼女にとってもっとずっと重要で、
達成感を感じるのではないかと思っているのであります。
ついでに、
全仏から全英までたった2週間。
その間に、赤土のドロを払い落として芝へと切り替えるにはあまりにも短く、
エナンじゃなくても、誰にとっても、
この2大会を連続して取ることは並大抵のことじゃないかと・・・・。
ましてエナンにとってみれば、
絶対死守の全仏タイトルを取り、
それに加えて、
心の片隅にいつも、しこりのようにしみついていたであろう、
家族とのわだかまりも消え・・・・・
久々に穏やかな気分になれたエナンが
まわりが騒いでいるほどに、
喉から手が出るほどにウィンブルドンのタイトルを
欲しがっているだろうかと密かに疑問に思っていた。
以前、
有名な関取の方と話をしたときに聞いたことがある。
「横綱と幕下くらいに、
力に差がすごくあったらほとんど番狂わせはないけど・・・・
それでも、下の人が上を負かすことはある。
あれは、
いくら実力が下でも
「何が何でも!
どうしても!
なんとしても!!
勝ちたい!
・・・・って気持ちが強かったら
その想いが実力の差を埋めてしまうんだよ。
実力に差がない2人なら
どちらが勝つかもっとわかりやすい。
本当に勝ちたい!
って思ってるほうがどっちか・・・・
ただそれだけだ」
・・・・って。
それがずっと私の頭の中から離れない。
それは、勝ち負けだけでなく、
なんのときでも、
土壇場に追い込まれたとき、
その時に、
何が何でも!
どうしても!
それでも!!!
って思えるかどうかが、
「どうしてもの神様」を揺り動かす鍵になるとも言われた。
エナンでも、シャラポワでも、ウィリアム姉妹でも
あの負けん気の強さ、
土壇場に追い込まれてから這い上がるあの強さは、
金銭的なことや、家族のこととか、
テニスをする上で決して恵まれた環境じゃなかったからこそ、
養われたものじゃないかと思えてくる。
それこそ、コーチには決して教えてもらうことができない。
今年のウィリアムズ姉妹の強さはそんなところにある感じもしてくる。
必死な思いをして頂点に上りつめたものの、
満足感や充足感・・・家族の不幸、ケガ・・・
テニス以外でのビジネスの成功・・・・
テニスで勝つことのみに執着しなくなった姉妹に、世間は
「もうだめだね、あの姉妹・・・」
「2人の時代は終わった」
とか「過去の人」よばわりを散々したせいで、
とうとう
2人の中に眠っていたハングリー精神を揺り起してしまったんじゃなかろうか・・・・。
「っざけんなよ~~~!!
私たちが本気出したらね~、そのへんの小娘なんか屁じゃないのよ!!!
くっそ~見てなさいよ!!!」
今年に入ってからのセレナを見ていても感じてたけど、
はっきりと感じたのは、
ウィンブルドンのセミファイナルだったか・・・・
逆をつかれたビーナスが足を滑らせ転んでしまった時のこと・・・・。
センターコートの多くの観衆が息を呑んで見守る中、
芝の上に腹ばいになってしまったビーナスは
そのまんまの状態でラケットを伸ばしてボールを取ろうとしていた!。
あの瞬間、私は、
「ああ、この人、そこまでしても勝ちたいんだ・・・」
って思った。
どうしてもの神様がビーナスについたと思った。
こりゃ、手ごわいわ~(;°°)・・・と思った。
でも、結果は・・・・
ビーナス戦に行く前にエナンは負けてしまい・・・・
(;;゜ o゜;;)
うっそでしょう!
何が起きちゃったわけ~~~っ????
って感じだった。
ちゃんとマヌエル君という守護天使もついていたのに・・・。
おやじっちが言うには、
エナンは時々(ちょくちょくとも言っている)
油断をするらしい。
全仏はエナンの悲願でもあるから、
一戦、一戦に隙がなく、
適度に次の試合に向けての練習を混ぜながら、
たとえ相手がもう瀕死の状態でも、攻撃の手をゆるめることはなく、
これでもかってほどに攻めあげていた。
なのに今回は・・・・・
まさか、
バルトリに負けるなんて・・・・
彼女には失礼な言い方だけど、
ありえないことだった。・°°・(;>_<;)・°°
まさに、金星。
幕下が横綱に土をつけた感じ。
「どうしてエナンが油断するって思うの?」
っておやじっちに聞いたら、
「だって、ひょっこり、負けたりするでしょ?
あれは油断だよ」
・・・・(。-`ω´-)う~む、確かに、
1回戦や2回戦で、シード勢がそうでもない選手にひょっこり負けたりするけどそういうことか???
「あれがもし、相手が、
セレナだったりモーレズモだったり、
それ相応の選手なら、試合に入る前から気合も入れて入るわけ。
でも、そうじゃない相手だと、
いざ試合になってからあげようと思ってもなかなかそうはいかない。
試合に入る前から既に勝負なんだよ」
でも、カルロスコーチは、
エナンにバルトリ戦の前に
「バルトリをシリアスに思わなければいけない。
油断はするな」
と言っていたそうだ。
油断・・・・それこそが危険、大敵だって。
私:「そういや、おやじっちもあるよね
どうでもいい相手なのに、
ひょっこり負けること・・・・」
おやじっち:「そうそう、あるある・・・・・って、
大きなお世話だ~~~っ!(●`з´●)
まあ、確かに、相手のフォームがしょぼかったりすると
どうしてもね・・・・それで判断しちゃったりはあるよね。(^ー^;)
バシバシ打つ相手なら崩しようがあるけど、
しつこかったりすると、
そこからあげていこうとしてもなかなか厄介なんだよね・・・・」
全仏を取り、家族とも仲良しになって
久々に心に平穏が訪れたエナンに、
息つく間もなく訪れた悪夢としかいいようのない試合・・・・。
エナンは、今回の試合で、
多くのことを学んだとカルロスコーチは言っていた。
インタビューでエナンは泣いていたそうだけど、
ビッグタイトルを逃した代償に得たものは、
それはそれは大きなレッスンだったに違いない。
って~ことは・・・・・
( ̄+ー ̄)むふっ
このまんまでエナンが引き下がるはずがないから、
きっと今まで以上に勇気リンリン!気合充分
1回りも2回りも大きくなったエナンを見れるってことだわ!!
ああパワーアップしたエナンを見れるなんて
本当に全米が楽しみ\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /
久々のアップで、皆様に忘れ去られてるかも・・・と、びくびくしてる私に4発応援のクリックして~~~!
2007年07月05日
みなさま、ありがとう(ノ_<。)
yamamamaさん、
hirameちゃん、
ゆかりさん、
ヤマトさん、
モモちゃん、
いてぃごさん、
トリコさん、
本当にありがとう。
あとで、ゆっくりとコメントを書かせていただきますが、取り急ぎ・・・・・
せっかく、とまりかけててた涙がまた出そうになっちまったぜ~~~!!
(。>_<。)
本当に本当に嬉しかった。
ありがとう!!
主様はもういないけど、
お蝶夫人はいるし、
クラブにはたくさん素敵な先輩はいるし、
もう、めそめそしないっ!!
そして、ブログも、
もうちっとまめに更新しましゅ・・・・
エナンの試合、すごかった!
おやじっちとまた2人で見た観戦日記は今晩書きます。
え?また今晩とか言いながら1週間後じゃね~の??って?
・・・・・前例が前例だから何もいえないが、
今度は本当よ!
hirameちゃん、
ゆかりさん、
ヤマトさん、
モモちゃん、
いてぃごさん、
トリコさん、
本当にありがとう。
あとで、ゆっくりとコメントを書かせていただきますが、取り急ぎ・・・・・
せっかく、とまりかけててた涙がまた出そうになっちまったぜ~~~!!
(。>_<。)
本当に本当に嬉しかった。
ありがとう!!
主様はもういないけど、
お蝶夫人はいるし、
クラブにはたくさん素敵な先輩はいるし、
もう、めそめそしないっ!!
そして、ブログも、
もうちっとまめに更新しましゅ・・・・
エナンの試合、すごかった!
おやじっちとまた2人で見た観戦日記は今晩書きます。
え?また今晩とか言いながら1週間後じゃね~の??って?
・・・・・前例が前例だから何もいえないが、
今度は本当よ!
2007年07月03日
雨のち曇・・・のち、きっと晴れ!
テニスをしている人たちの話題は今、
もっぱらウィンブルドンでしょうが・・・・。
私はここ数週間、その流れの下のほうで、
世の中とは逆行して、
じっと立ち止まっておりました。
私にとっては、
ものすごく、つらくて、悲しくて、寂しい出来事で・・・・・。
どういいように考えようとしても、
さびついたネジのように切り替えられない。
それは・・・・
私がテニスを始めて6ヶ月で、
今のクラブの体験に行き、初めて会ってからずっと、
私をかわいがって面倒を見てくれた
主様が・・・・
クラブをやめたのです。
。・°°・(;>_<;)・°°・。
理由は個人のプライバシーなので書けませんが、
私のテニスのどこかが欠けてしまったくらい
寂しく、ショックなことでした。
私がてんでお話にならない時から、
親が子供の成長を見守るみたいに、
ずっと変わらず相手をしてくれ、
「こら!亀!」ってどやしながらも、
振り回しや、球出し・・・・・
私のためのテニスをいつもしてくれた。
仕事をやっとこさ終わらせてクラブにいっても、
後ろ髪をひかれながらクラブから仕事に行く時も、
いつもクラブに主様がいた・・・・。
私がいつか、大きな大会の決勝に行った時には
クラブから送り出してもらうんだろうな・・・
そう思っていた。
それがなくなることなんて考えてもいなかった。
ずっとずっと続くんだと思ってた。
でも、
これからはもうクラブに行っても主様はいない。
私がいつまでもめそめそしていると、
おやじっちが言った。
「そりゃ、確かにね・・・・
年を取ってから住み慣れた場所を離れるのは楽なことじゃないけど、
でも主様のテニスにとってはね、よかったんだよ。
慣れた場所だけでテニスをすると「だれちゃう」からね。
気を使わなくていい反面、
いやなことがないから成長もしないし・・・。
結局スポーツって、どんなに技術や力があっても、
それを使うのは、その人の「心」次第なんだから。
「心」がだれてたらせっかくの技術も力もむだになってしまう。
今までなら主様に意見を言う人なんかいなかったけど、
今度はそうは行かないでしょ。
そういうところで、葛藤したり、
うまく折り合いをつけたり、
思い通りにならないことが起きてくることで成長できるわけさ。
主様は今までだってずっと進化しようとしてきてたでしょ。
まだあきらめてないんだよ、自分のテニスを。
これからのテニス人生、
まだまだ一花も二花も咲かせるつもりなんじゃない?」
それを聞いて、
私の心は少し晴れた感じだった。
私にしてみりゃ、主様がいなくなることは寂しいことこの上ないけど、
それは私の問題であって、
主様のテニスにとってはそのほうがいいんだと思えば、
なんだか気分がいい。
もう主様と・・・・
主様:「亀~~~!」
私: 「鬼~~~!」
と叫びあいながら、振り回しや球出しをしてもらうことはなくなったけど、
今回のことは私にとっては必要な出来事だったんだろうと今は思う。
っていうか思うしかない。
いつまでもじっと止まってるわけにはいかないし・・・・。
そうはいっても、まだ、まだ、切り替えがうまくできてなくて
寂しくてたまらないわたちに愛のコメントちょうだい。
もっぱらウィンブルドンでしょうが・・・・。
私はここ数週間、その流れの下のほうで、
世の中とは逆行して、
じっと立ち止まっておりました。
私にとっては、
ものすごく、つらくて、悲しくて、寂しい出来事で・・・・・。
どういいように考えようとしても、
さびついたネジのように切り替えられない。
それは・・・・
私がテニスを始めて6ヶ月で、
今のクラブの体験に行き、初めて会ってからずっと、
私をかわいがって面倒を見てくれた
主様が・・・・
クラブをやめたのです。
。・°°・(;>_<;)・°°・。
理由は個人のプライバシーなので書けませんが、
私のテニスのどこかが欠けてしまったくらい
寂しく、ショックなことでした。
私がてんでお話にならない時から、
親が子供の成長を見守るみたいに、
ずっと変わらず相手をしてくれ、
「こら!亀!」ってどやしながらも、
振り回しや、球出し・・・・・
私のためのテニスをいつもしてくれた。
仕事をやっとこさ終わらせてクラブにいっても、
後ろ髪をひかれながらクラブから仕事に行く時も、
いつもクラブに主様がいた・・・・。
私がいつか、大きな大会の決勝に行った時には
クラブから送り出してもらうんだろうな・・・
そう思っていた。
それがなくなることなんて考えてもいなかった。
ずっとずっと続くんだと思ってた。
でも、
これからはもうクラブに行っても主様はいない。
私がいつまでもめそめそしていると、
おやじっちが言った。
「そりゃ、確かにね・・・・
年を取ってから住み慣れた場所を離れるのは楽なことじゃないけど、
でも主様のテニスにとってはね、よかったんだよ。
慣れた場所だけでテニスをすると「だれちゃう」からね。
気を使わなくていい反面、
いやなことがないから成長もしないし・・・。
結局スポーツって、どんなに技術や力があっても、
それを使うのは、その人の「心」次第なんだから。
「心」がだれてたらせっかくの技術も力もむだになってしまう。
今までなら主様に意見を言う人なんかいなかったけど、
今度はそうは行かないでしょ。
そういうところで、葛藤したり、
うまく折り合いをつけたり、
思い通りにならないことが起きてくることで成長できるわけさ。
主様は今までだってずっと進化しようとしてきてたでしょ。
まだあきらめてないんだよ、自分のテニスを。
これからのテニス人生、
まだまだ一花も二花も咲かせるつもりなんじゃない?」
それを聞いて、
私の心は少し晴れた感じだった。
私にしてみりゃ、主様がいなくなることは寂しいことこの上ないけど、
それは私の問題であって、
主様のテニスにとってはそのほうがいいんだと思えば、
なんだか気分がいい。
もう主様と・・・・
主様:「亀~~~!」
私: 「鬼~~~!」
と叫びあいながら、振り回しや球出しをしてもらうことはなくなったけど、
今回のことは私にとっては必要な出来事だったんだろうと今は思う。
っていうか思うしかない。
いつまでもじっと止まってるわけにはいかないし・・・・。
そうはいっても、まだ、まだ、切り替えがうまくできてなくて
寂しくてたまらないわたちに愛のコメントちょうだい。