2009年02月14日
決断
どうもエナンです~\(o⌒∇⌒o)/
皆様、お元気にお過ごしでしょうか
あけおめ~って書こうとしていたのに、
気づいたらもう2月・・・・
うかうかしてたら春じゃないですか
12月から今まで、本当にお仕事がきつくてですね・・・
ろくにクラブには行けないし、テニスの時間が激減したし・・・
いい加減ストレスたまりまくって、
これ以上ひどくなったらやめたるど
と何度爆発しそうになったことか・・・
でも春から上の娘は中学だし、生活かかってるしで、
このご時世の中、勢いでやめられるほど度胸もないので、
おとなしく仕事をしておりまする。
夜家に帰ってきてからもパソコンに向って仕事なもので、
なかなかブログにあてる時間がなくて、更新できずにいたんだけど・・・・
先日、ひらゆうさんに送ったメールを、
「ブログにアップしたら」とひらゆうさんからアドバイスをいただいたので、
素直なエナンはそのままアップさせていただきまする。
以下はひらゆうさんに宛てたメールをブログ風に書き下ろしたものでございます。
それは、2月のある日、ちゅらが、
学校に行く時間になって「靴がない!」と言い出した事から始まりました。
私「靴がない?なんじゃそりゃ(-_-;)」
ちゅら「昨日、ゆみちゃんちに遊び行って忘れてきた」
私「あのさ・・・( ̄  ̄)・・・素朴な疑問なんだけど・・・
どうやったら靴を忘れてこれるわけ?」
ちゅら「ローラーブレードで行ったんだもん。靴はビニールに入れて持っていったの。」
私「(¬_¬)・・・・なるほど。ふんでどうするの?」
ちゅら「どうしよう」
その時点で既に8時であり、遅刻ぎりぎりの時間でありました。
私 「靴なんかなんでもいいじゃん。ブーツでも長靴でもはいてけば?」
ちゅら「だって、今日体育なんだもん」
私 「だったら、ママのテニスシューズは?」
ちゅら「大きいもん」
私 「大きかないでしょうよ。あんたは23、ママは23.5、大して変わらないっしょ」
ちゅら「変わるもん」
むむむ(¬д¬。)・・・・全くこの娘は・・・
この異常に偏屈で頑固なところは誰に似たのだろう・・・
決して私ではない。うん、私じゃない。
まるでうちの父を見てるみたいだ。
なるほどそうか!隔世遺伝だ!間違いない。
私 「じゃあどうするわけ?はだしで行くの?」
ちゅら「・・・・・」
私 「ゆみちゃんちに取りにいってくれば?」
ちゅら「でも、お母さん仕事だからもういないかも」
私 「(ーー:) あのさあ、そんなのわからないじゃん、まずは℡してみれば?」
ちゅら「・・・・・・・・」
玄関に座りこんだまま、うんともすんともいわず、じっと動かず・・・。
私は、親として、この時点で
怒ってでもなんででも無理やり学校に行かせるという手もあったし、
または私がお友達の家に電話をしてあげるという手もあった。
一瞬はそうしようかなあとも思ったんだけど、
でも、ちゅらが一体どうするのか、見てみたいなあと思って、黙って様子をみることにした。
それ以上は何も言わず、放っておいたら、15分、・・・・学校が始まる時間が過ぎ・・・30分
1時間が過ぎ・・・・
学校にも連絡してないままだったのでこれ以上は限界だなと思って
「何を迷ってるの?学校に行くかいかないか?
いくなら靴をどうするかとか?
だけどもう今、あんたが決めなきゃいけないことは、靴がどうこうの前に、学校に行くか行かないかのほうが先じゃないの?
その後のことは、どっちかを決めてから選べばいいんだから、
とっとと選んじゃないなよ。。
どうせね、どっちを選んだってたいした問題じゃないし<( ̄^ ̄)>」
そうして彼女の出した結論は「休む・・・」
私 「あっそう・・・じゃあ自分で学校に℡してね。
ママはやだからね~」
ちゅら 「・・・なんていえばいいの?」
私 「なんてって・・・正直に言えばいいんじゃないの?
靴がないから学校に行けませんって」
そして、ちゅらは、学校に自分で℡して、
「靴がなくて・・・お休みします」と言っていました。
「靴がなくて休む」という前代未聞の欠席理由は、先生を戸惑せるには十分だったということが、電話からもれ聞こえる声からわかったが、
何はともあれ・・・
ちゅらはぶじに靴がない理由を先生に伝えきり、電話を切った。
こっちを振り返ったちゅらの顔はさっきとはうってかわってすっきり
私 「さあ、今日は一日休みになったけど、何するの?
いっとくけど、ゲームもテレビもマンガも一切だめだよ」
ちゅら 「わかってる・・・おかたづけする」
私 「そうけ・・・じゃあ、時間もあるんだしさ、かたずけの前にゆみちゃんちに電話してみたら?
もしかしたらまだいるかもしれないし・・・いなかったらしようがないけど、いたら靴を取りに行ったら?いっぱい時間があるんだから」
今度のちゅらの行動は早かった。
学校に電話して「休み」が決定したことで、かなりすっきりしたのだろう。
結局、お友達のお母さんがいたので、ちゅらは早速靴を取りにいって帰ってきた。
私 「さあ、一個済んだね。じゃあ、もう一回聞くよ。学校に行く?行かない?」
ちゅら 「え?だって・・・もう休むって言っちゃったし・・・・」
私 「そんなのたいしたことじゃないでしょ。さっきは靴がなかったけど、今は靴があるんだから休む必要なくなったわけだし」
ちゅら 「そっか・・・うん、行く」
私 「そうそう、行っといで」
ちゅら 「でも、休むっていっちゃったよ。なんていえばいいの?」
私 「・・・・・・・う~~~ん( ̄~ ̄;)・・・」
遅れて学校に行くのはもともと行きづらいのに、更に理由が理由だしな・・・確かにかなり行きにくいう~む
「小人が靴を作ってくれました!
L(@^▽^@)ってどう?」
ちゅら 「ぷぷぷ(>ε<)・・・まじで言うの?」
私 「なんで~?いいじゃない。超言い訳っぽくって。どうせ、言い訳なんか誰も真剣に聞かないんだから、なんでもいいんだよ。」
(何を隠そう・・万年遅刻魔である私は言い訳の達人である。
言い訳は、「ありえねえだろうこいつ、あほだなあ」・・・と思わせるほど嘘っぽいほうがステキである)
しかし、これにはちょっとしたコツも必要なのである。
暗くてはいけない。
私 「おどおどして言ったらだめだよ。堂々と言うんだよ。小人が靴を作ってくれたっていうのかなあ~てへへへ(*^o^*)~ くらいにね」
結局、すっかり元気になった娘は、その後すぐに学校に向かい、意気揚揚と3時限目から登校し、
遅刻したことに少しも引け目感じることもなく、楽しい一日を過ごして帰ってきました。
私には、先に言ったとおり、
どうしたらいいのか決めかねてる娘をとりあえず車に乗せて友人の家まで走り、
靴を取りに行って学校まで送るという、とても安直簡単な選択肢もあったのだけど・・・
あえてせずに、ちゅらがどう出るのか、見てみたかった。
どんどん時間が過ぎていく中、彼女が結論を出すのをじっと待つのは、正直、もどかしかったけど・・・・。
答えを教えたり、
正しいという道、楽な道・・・へのレールを引いてあげて、
それに無理やり乗せることは、親の特権を使えばとても簡単だけど、
右か左か、
やめるかやめないか、
行くか行かないか・・・
自分で答えを出したり、決断したり。
親だろうが先生だろうが、自分じゃない誰かに決めてもらうんじゃなくて、自分で決める。
どっちだっていいから、「自分」で答えを出すってことが大事かなあ・・・・と。
間違ったほうを選んじゃったらどうしよう・・・・じゃなくて、
決めるのが遅いことが間違いなんだってことが
迷い続けている時間こそが無駄なんだってことが、
娘も・・・・それからそばで見ていた私も身にしみて感じた出来事でした。
結局、朝、靴がないってわかった時点で、とっととお友達の家に電話して靴を取りにいって、
学校に向っていれば、
2時間も、憂鬱な気分で「どうしよう、どうしよう」と考え込む無駄をしなくて済んだわけで。
娘は、身を持って体感したようですけど、
そばで見ていた私も教えられました。
迷ってること、
決めかねて遣り残していること、
やらなきゃと思いつつあとあとにしてしまってること・・・・
(-_-;)
偉そうなことを言ってる場合じゃないがな・・・
私のほうがいっぱいあるがな・・・
というわけで、
ひらゆうさんのお言葉に甘えて、
「ブログ更新」という山を一つ乗り越えてみました。
私も一つ一つ決めてこなしていきます。
どうぞ、今年も皆様、ごひいきに
よろしくお願いいたしましするo(@^◇^@)o
今年も忘れず、お帰りの際は、ぽちっとよろぴく