2007年03月12日
今のためと未来のためと・・・
ちょっと、テニスから外れた話題にはまってしまっていたので、
一気にテニスの話題へ流れを戻しまする・・・。
話は遡り、私がまだラケットを握って間もない頃のこと・・・。
無謀ともはた迷惑とも言うが、ラケットを持ってから私は3ヶ月程度で試合に出始めた。
サーブすりゃダブルフォルト・・・・(ノ_+)ノ
リターンは大きくミスか、ネット・・・(ノ_ _)ノ
ラリーにもなりゃしない超簡単なゲーム内容。
なんでそんな一見お金のむだにも見えることをしてたかと言うと、
それはおやじっちが、
「ものの発想だよ。
試合にならないうちから、試合に出る・・・
自転車だって乗れないうちから乗るでしょ?
水泳だって泳げないうちにプールに入るでしょ?
テニスだっておんなじ。
ポイントの数え方、受付、試合と試合の間の時間の過ごし方・・・・
試合に実際に出てみないとわからないことがいっぱいあるんだよ。
だったら、負けてもおかしくない時期に慣れたほうがいいの。
どうせそのうち、負けられない時期がやってくるんだから。
今は、いくら負けてもいいから、どんどん試合に出て、やりたいことをやったほうがいいんだよ。
試合は経験すればするほどいい」
そう言ったから。
私は単純にその教えを守り、試合に出続けた。
当然、ミスばっかで、出ては負ける。
負けても負けても、またまた負けても、
私は試合に出続け・・・・
そして・・・・
やっぱり負けて帰ってきた。(┰_┰)
勝っているおばさまの試合を見ても、
どうみても私のボールのスピードよりゆるいし、
怖いショットなんか何もない(当時の私にはそう見えた)
自分からは決して打っていかないし、
決勝戦ともなると、まさに泥試合。
真夏の暑いさなかでも、永遠につなぎあいのボールが往復する我慢大会。
つなぎあいの試合を見ていて、
「あれで勝って楽しいのかな?」
と思った私はおやじっちに泣きついた。
多分、まさに泣き出しそうな顔をしていたと思う。
あまりにも負けてばっかりで、
しかも負ける相手がそういうおばさんで、とてつもなく悔しかったのだ。
どうしてチャンスがあってもあの人たちは自分から打っていかないのか・・・
いくらでも攻撃するチャンスはあるのに、なぜずっと様子を見続けているのか・・・。
私には理解不能の世界だった。
そしたら、おやじっちはあっさりとこう答えた。
「優先順位だね」
一言で言い切った。
「それと、環境・・・」
結局、どういった環境で育ったかにもよるんだよ。
ひろみちゃんみたいに、打って勝っていくテニスを教えられた人はそういうテニスをしていくけど、
まわりがつなぐばっかりの人だったら、そういうものがテニスだと思うようになる。
どっちがいい悪いじゃない。
育った環境で、人は物を見るようになる。
だから、いろんな環境を見たほうがいいんだよ。
それとね、どこを見て、試合に出るかだよ。
その日、その試合に勝つことだけを優先するか、
今はたとえ負けたとしても、1年後、あるいは2年後、
私はこういうショットを打ちたいんだ!と思ってテニスをするか・・・。
打つにしても、つなぐにしても、
今しか見てなければ当然、未来はない。
テニスじゃなくても、成功した人は同じことを言うよ。
今のためだけに時間やお金をかけるのと、
今のためだけじゃなくて、未来のためにも時間やお金を投資するのとでは
どっちに未来があるか・・・全然違ってくるのはわかるでしょ。
テニスも同じ。(* ̄ー ̄)"b
結局、その人の生き方っていうか、考え方がそのまんま出てくるんだよね。
団体戦や、ダブルスなら、その瞬間勝つことだけに集中しなければいけないときもある。
そういう時に、
「私の5年後のために打ってみました~!」
なんて言ったらはったおされる。
でも、普段の試合でシングルスだったら、そんな必要はないでしょう。
誰にも文句は言われない。
将来があるかどうかは、打つとかつなぐとかじゃなくて、
どれだけ自分の「こうなりたい!」
ってテニスに向かってるかどうかだよ。
どうしてうまくなる前に試合に出るのが大切かって、
負けても当然な時だったらやりたいことをどんどんやれるでしょ。
大事な場面で、打つってことは、まだへぼのうちからやっていかないと・・・
うまくなってから打ちましょう、ではもう遅い。
人間はなんでもクセだからね。
一度ついたクセはなかなか抜けないんだよ。
ふむ・・・・(¬ー¬)
そういや、確かに、子犬の調教はできるだけ、小さなうちがいいという。
短期間で済むそうだ。
でも、大きくなってからでは、クセがついてしまっていて、
そのクセを一度抜いてからでないと調教ができないそうで、厄介なんだそうだ。
あれとおんなじようなものなんだろうな。
「ようし!!」
そう思った私はその後も未来の自分のために、
ボコボコ打ち続けてはミスをして、
クラブのおじさま、おばさまに、
「今のは、一本つないでおくのよ・・・(ーー:) 」
「あとがきつくなるでしょう┐(´ー`)┌ 」
と言われ続けても、更にぼっこぼっこ打ち続けた。
みんながあきれ果てるほど・・・。
初心者チームが入ってきたとき、あるおばさまはこっそり、
初心者チームの1人にこう言っていたそうな。
「ゲームになるだけ、あなたたちはましよ。
ひろみちゃんなんかいまだに、
ゲームにならないもの(^-^;) 」
それは私がテニスを始めて既に2年くらい経っていた頃のことである。
「!Σ( ̄□ ̄;)や、やっぱし・・・?」
それを聞いて、私は、
バカの一つ覚えよろしく、永遠に打ち続ける私を見捨てずに、
ゲームに入れてくださっていたおじさま、おばさまたちの
やさしさと心の広さに、深~く深~く、感謝をした。
そして、今、どうなっているかと言うと・・・・
おやじっちのアドバイスはもう前とは違う。
それは、明日夜に♪
さぼっている間に、超超ランキングが下がっちゃった~~!
みなさまどうか、ぽちっと一発よろしくお願いいたします。
一気にテニスの話題へ流れを戻しまする・・・。
話は遡り、私がまだラケットを握って間もない頃のこと・・・。
無謀ともはた迷惑とも言うが、ラケットを持ってから私は3ヶ月程度で試合に出始めた。
サーブすりゃダブルフォルト・・・・(ノ_+)ノ
リターンは大きくミスか、ネット・・・(ノ_ _)ノ
ラリーにもなりゃしない超簡単なゲーム内容。
なんでそんな一見お金のむだにも見えることをしてたかと言うと、
それはおやじっちが、
「ものの発想だよ。
試合にならないうちから、試合に出る・・・
自転車だって乗れないうちから乗るでしょ?
水泳だって泳げないうちにプールに入るでしょ?
テニスだっておんなじ。
ポイントの数え方、受付、試合と試合の間の時間の過ごし方・・・・
試合に実際に出てみないとわからないことがいっぱいあるんだよ。
だったら、負けてもおかしくない時期に慣れたほうがいいの。
どうせそのうち、負けられない時期がやってくるんだから。
今は、いくら負けてもいいから、どんどん試合に出て、やりたいことをやったほうがいいんだよ。
試合は経験すればするほどいい」
そう言ったから。
私は単純にその教えを守り、試合に出続けた。
当然、ミスばっかで、出ては負ける。
負けても負けても、またまた負けても、
私は試合に出続け・・・・
そして・・・・
やっぱり負けて帰ってきた。(┰_┰)
勝っているおばさまの試合を見ても、
どうみても私のボールのスピードよりゆるいし、
怖いショットなんか何もない(当時の私にはそう見えた)
自分からは決して打っていかないし、
決勝戦ともなると、まさに泥試合。
真夏の暑いさなかでも、永遠につなぎあいのボールが往復する我慢大会。
つなぎあいの試合を見ていて、
「あれで勝って楽しいのかな?」
と思った私はおやじっちに泣きついた。
多分、まさに泣き出しそうな顔をしていたと思う。
あまりにも負けてばっかりで、
しかも負ける相手がそういうおばさんで、とてつもなく悔しかったのだ。
どうしてチャンスがあってもあの人たちは自分から打っていかないのか・・・
いくらでも攻撃するチャンスはあるのに、なぜずっと様子を見続けているのか・・・。
私には理解不能の世界だった。
そしたら、おやじっちはあっさりとこう答えた。
「優先順位だね」
一言で言い切った。
「それと、環境・・・」
結局、どういった環境で育ったかにもよるんだよ。
ひろみちゃんみたいに、打って勝っていくテニスを教えられた人はそういうテニスをしていくけど、
まわりがつなぐばっかりの人だったら、そういうものがテニスだと思うようになる。
どっちがいい悪いじゃない。
育った環境で、人は物を見るようになる。
だから、いろんな環境を見たほうがいいんだよ。
それとね、どこを見て、試合に出るかだよ。
その日、その試合に勝つことだけを優先するか、
今はたとえ負けたとしても、1年後、あるいは2年後、
私はこういうショットを打ちたいんだ!と思ってテニスをするか・・・。
打つにしても、つなぐにしても、
今しか見てなければ当然、未来はない。
テニスじゃなくても、成功した人は同じことを言うよ。
今のためだけに時間やお金をかけるのと、
今のためだけじゃなくて、未来のためにも時間やお金を投資するのとでは
どっちに未来があるか・・・全然違ってくるのはわかるでしょ。
テニスも同じ。(* ̄ー ̄)"b
結局、その人の生き方っていうか、考え方がそのまんま出てくるんだよね。
団体戦や、ダブルスなら、その瞬間勝つことだけに集中しなければいけないときもある。
そういう時に、
「私の5年後のために打ってみました~!」
なんて言ったらはったおされる。
でも、普段の試合でシングルスだったら、そんな必要はないでしょう。
誰にも文句は言われない。
将来があるかどうかは、打つとかつなぐとかじゃなくて、
どれだけ自分の「こうなりたい!」
ってテニスに向かってるかどうかだよ。
どうしてうまくなる前に試合に出るのが大切かって、
負けても当然な時だったらやりたいことをどんどんやれるでしょ。
大事な場面で、打つってことは、まだへぼのうちからやっていかないと・・・
うまくなってから打ちましょう、ではもう遅い。
人間はなんでもクセだからね。
一度ついたクセはなかなか抜けないんだよ。
ふむ・・・・(¬ー¬)
そういや、確かに、子犬の調教はできるだけ、小さなうちがいいという。
短期間で済むそうだ。
でも、大きくなってからでは、クセがついてしまっていて、
そのクセを一度抜いてからでないと調教ができないそうで、厄介なんだそうだ。
あれとおんなじようなものなんだろうな。
「ようし!!」
そう思った私はその後も未来の自分のために、
ボコボコ打ち続けてはミスをして、
クラブのおじさま、おばさまに、
「今のは、一本つないでおくのよ・・・(ーー:) 」
「あとがきつくなるでしょう┐(´ー`)┌ 」
と言われ続けても、更にぼっこぼっこ打ち続けた。
みんながあきれ果てるほど・・・。
初心者チームが入ってきたとき、あるおばさまはこっそり、
初心者チームの1人にこう言っていたそうな。
「ゲームになるだけ、あなたたちはましよ。
ひろみちゃんなんかいまだに、
ゲームにならないもの(^-^;) 」
それは私がテニスを始めて既に2年くらい経っていた頃のことである。
「!Σ( ̄□ ̄;)や、やっぱし・・・?」
それを聞いて、私は、
バカの一つ覚えよろしく、永遠に打ち続ける私を見捨てずに、
ゲームに入れてくださっていたおじさま、おばさまたちの
やさしさと心の広さに、深~く深~く、感謝をした。
そして、今、どうなっているかと言うと・・・・
おやじっちのアドバイスはもう前とは違う。
それは、明日夜に♪
さぼっている間に、超超ランキングが下がっちゃった~~!
みなさまどうか、ぽちっと一発よろしくお願いいたします。