2009年03月16日
失敗は成功のもと
最近、おやじっちの話題が少なかったので、
今日はおやじっちの話題満載でお届けいたしまする。
なぬ?
おやじっちの話題が少ない・・・というよりも、
更新してないじゃないか!ですと?
(;¬∀¬)ハハハ…なんて鋭いご指摘。
さすが、だてに私に長くおつきあいしてくださってるわけじゃないのね・・・
皆様の密かな不平不満はあるとは思いますが、その分、
おやじっちの話題で気分直しをしてくださいませ
さて私のブログ見ていて、
おやじっちって一体全体
どんなレッスンをするんだろう?
って思ってる方がいるのではないかと・・・・
だから、今日は、そんな素朴な疑問にお答えしたく、
おやじっちのレッスン風景をお送りしたいと思います。
はじめは子供のレッスンから
おやじっちが今、教えている子供たちは、
ほとんどが、うちのあほリキ
いやいや、愛息子の同級生なのであるが・・・・
類友とはよく言ったものである。
一言で言えば、
リキそっくりの分身が、コートの中に
うようよ
全くもって・・・・・
うるさい
ある子は、
「さあ、こい!」
とラケットを剣のようにかまえ、
またある子は、
「おらおらおら~~~
トリプルトルネードっ!」
雄叫びとともにボールは
フェンスを越えていき・・・・帰らぬ人となる
またある子供はレッスン始まるやいなや、ラケットをかついでおやじっちを、いたずらっこい目で見上げ
「ねえ、ねえ、総さん、
試合やろうよ。
し・あ・い<( ̄^ ̄)>」
う~わ~( ̄∀ ̄;) ・・・・試合どころか、
まともにラリーにもならんのに・・
(ちなみに、子供たちはみんなおやじっちのことを総さんと呼びます。誰一人コーチと呼ばん
まあ、大人のレッスンの生徒もみんなコーチとは呼んでないけど・・・)
さてさて
おやじっちは、どうするんだろうと見ていると・・
「よし(* ̄ー ̄)
やるか!試合」
おいっ!・・・・(ノ_ _)ノやらせんのかっ!
「ひゃっほ~~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ」
飲めや歌えの大騒ぎ・・・・いや、飲みません。
試合になるかどうかなんて・・・・怪獣の辞書にはないらしい
なあんだ・・・
子供のいいなりかぁ
基礎練習もしないでいきなり試合なんて!?
それって、本当にテニスのレッスンなの?
って思う人もいるかもしれにゃいと思うのだけど・・・
どもっともでございます。
しかし、おやじっちいわく
「子供は、遊びの中で勝手に覚えていくのさ。
発見していくっていうのかなあ・・・・
痛い目にあったり、成功したり・・・
遊びって練習しないでしょ(  ̄3 ̄)」
た、確かにそうじゃけど・・・・(;^_^A
「それがことスポーツになると練習し始めるんだよね。
ちゃんばらと同じなのになあ。
テニスでもなんでも、子供はやってるうちに勝手に体で覚えていくのが一番なんだよ」
「じゃあさ、おやじっちは何してるわけ?(¬_¬)」
「う~~~ん、なが~い目で見守っている・・・っていうのかなあ(o ̄▽ ̄o)」
やっぱし・・・・
しかし、そこはおやじっち、
なんの考えもなく、ただ子供たちに好き放題させてるわけではないらしい。
「練習ばっかじゃ子供は飽きちゃうしね、
試合のやり方は試合の中で覚えていくのが一番
うまくなってから試合やりましょう・・・だと、
練習はうまくても結局試合では使えなかったりするし・・・
へたっぴなうちから試合に慣れて、あれこれ試していけるようになれば
本番で力を出せるようになるでしょう」
それはまるで、「おやじっち畑」という雑草伸ばし放題の大きな大きな畑の中で、
好きなところから好きな形で芽を伸ばし大きくなっていくような感じ。
手をかけすぎない。
水をやりすぎない。
気付いたら自然と子供たちは、
自分の意志と、自分の力でどんどん育っていく感じ。
おやじっちは一切子供たちに事細かにフォームを教えたりしないのに、
不思議なことに、子供たちのフォームがどんどんきれいになっていく。
どんどんうまくなっていく。
それが子供というものなのか、なんなのか・・・・
教えないのに、なんでじゃろう?(゚_。)?(。_゚)?
「教えないからじゃない~?
それにみんなちゅらを見てるからね~。
ちゅらはフォームがきれいでしょ。
だから、一緒にやってるうちに、自然とちゅらをコピーしてるんだよ。
ちゅらはちゅらでひろみちゃんのコピーだし・・・。
あとは、たまに僕がパコ~ンっと、かっこよく打って見せるかなあ( ̄ー ̄)ゞ」
「子供ってかっこいいのが大好きでしょう。
だからかっこいいって思えば、特別あ~だこ~だ教えなくても
勝手にやり始めるんさ」
どれどれ、ほんとかいな・・・と思って密かに観察。
すると、怪獣どものリアクションは・・・・
「お~~っ!!
\( ̄▽ ̄o)/
おれもやるぅ~」
( ̄▽ ̄;)アハハ…
ほんとだ。
まんまんはまっとるがな。
だけど・・・
おやじっちのことだから、そううまくいくことばっかじゃない。
かっこよくパコ~ン打って見せたバックハンド・・・・
当然のごとく子供たちは真似し始めたのだが・・・
実はおやじっちはシングルで、
子供たちは両手打ち
しかもどうやら子供たちには両手より片手打ちのほうがかっこよく見えたらしく
全員が一斉に片手打ちを始めてしまった。
おやじっち「し、しもうた・・・・!Σ( ̄ロ ̄lll)」
せっかくフォームがまともになりかけてた子のフォームが完全に崩れてしまったのだ。
「ま、まあ、失敗は成功のもとそのうち直るでしょう(;¬∀¬)ハハハ…」
と、言っていた。
じゃが、このおやじっち、他の生徒のレッスンの前に私を実験台にしたりして、
その失敗談数多く・・・・思い起こすと、ははなはだ心配ではあった
それが
ひょうたんから駒とはまさにこのこと
失敗だったはずが・・・・
二人だけパコーンと片手のバックが打てるようになってしまったのだΣ(ノ°▽°)ノ
しかもこの二人、もともとみんなより両手打ちバックが遅れを取ってて、
両手がまだムリなんだから片手のほうがもっとムリだと、おやじっちは思ったらしい。
「でも、それは僕の既成概念だったんだね。
あの二人にとっては、
両手打ちのほうが難しかったんだよ。
まあ、僕も両手打ちのほうが難しいしね~。
ああ、失敗は成功のもとって(● ̄▽ ̄●;)ゞ ほんとなんだね~ひろみちゃん」
(¬д¬。)・・やっぱね。
あのせりふ、気休めじゃったんや。
でも、
片手はまだ早い・・・・ってあの場で子供たちを止めていたら、
片手バックのほうが簡単にできる子供二人の発見もなかったわけで・・・・・
本当に、失敗が成功を生むってこのことだなあとつくづく思いました。
失敗を重ねて成功に近づいていってるのは、
子供たちだけでなく、
コーチでもあるおやじっちも一緒でした。
さあ、久々のアップ!
おやじっちのレッスン、いかがだったでしょうか?
子供たちのレッスン風景は1回では書ききれなかったので、次回はメンタル偏です。
応援クリック、よろしくリック
今日はおやじっちの話題満載でお届けいたしまする。
なぬ?
おやじっちの話題が少ない・・・というよりも、
更新してないじゃないか!ですと?
(;¬∀¬)ハハハ…なんて鋭いご指摘。
さすが、だてに私に長くおつきあいしてくださってるわけじゃないのね・・・
皆様の密かな不平不満はあるとは思いますが、その分、
おやじっちの話題で気分直しをしてくださいませ
さて私のブログ見ていて、
おやじっちって一体全体
どんなレッスンをするんだろう?
って思ってる方がいるのではないかと・・・・
だから、今日は、そんな素朴な疑問にお答えしたく、
おやじっちのレッスン風景をお送りしたいと思います。
はじめは子供のレッスンから
おやじっちが今、教えている子供たちは、
ほとんどが、うちのあほリキ
いやいや、愛息子の同級生なのであるが・・・・
類友とはよく言ったものである。
一言で言えば、
リキそっくりの分身が、コートの中に
うようよ
全くもって・・・・・
うるさい
ある子は、
「さあ、こい!」
とラケットを剣のようにかまえ、
またある子は、
「おらおらおら~~~
トリプルトルネードっ!」
雄叫びとともにボールは
フェンスを越えていき・・・・帰らぬ人となる
またある子供はレッスン始まるやいなや、ラケットをかついでおやじっちを、いたずらっこい目で見上げ
「ねえ、ねえ、総さん、
試合やろうよ。
し・あ・い<( ̄^ ̄)>」
う~わ~( ̄∀ ̄;) ・・・・試合どころか、
まともにラリーにもならんのに・・
(ちなみに、子供たちはみんなおやじっちのことを総さんと呼びます。誰一人コーチと呼ばん
まあ、大人のレッスンの生徒もみんなコーチとは呼んでないけど・・・)
さてさて
おやじっちは、どうするんだろうと見ていると・・
「よし(* ̄ー ̄)
やるか!試合」
おいっ!・・・・(ノ_ _)ノやらせんのかっ!
「ひゃっほ~~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ」
飲めや歌えの大騒ぎ・・・・いや、飲みません。
試合になるかどうかなんて・・・・怪獣の辞書にはないらしい
なあんだ・・・
子供のいいなりかぁ
基礎練習もしないでいきなり試合なんて!?
それって、本当にテニスのレッスンなの?
って思う人もいるかもしれにゃいと思うのだけど・・・
どもっともでございます。
しかし、おやじっちいわく
「子供は、遊びの中で勝手に覚えていくのさ。
発見していくっていうのかなあ・・・・
痛い目にあったり、成功したり・・・
遊びって練習しないでしょ(  ̄3 ̄)」
た、確かにそうじゃけど・・・・(;^_^A
「それがことスポーツになると練習し始めるんだよね。
ちゃんばらと同じなのになあ。
テニスでもなんでも、子供はやってるうちに勝手に体で覚えていくのが一番なんだよ」
「じゃあさ、おやじっちは何してるわけ?(¬_¬)」
「う~~~ん、なが~い目で見守っている・・・っていうのかなあ(o ̄▽ ̄o)」
やっぱし・・・・
しかし、そこはおやじっち、
なんの考えもなく、ただ子供たちに好き放題させてるわけではないらしい。
「練習ばっかじゃ子供は飽きちゃうしね、
試合のやり方は試合の中で覚えていくのが一番
うまくなってから試合やりましょう・・・だと、
練習はうまくても結局試合では使えなかったりするし・・・
へたっぴなうちから試合に慣れて、あれこれ試していけるようになれば
本番で力を出せるようになるでしょう」
それはまるで、「おやじっち畑」という雑草伸ばし放題の大きな大きな畑の中で、
好きなところから好きな形で芽を伸ばし大きくなっていくような感じ。
手をかけすぎない。
水をやりすぎない。
気付いたら自然と子供たちは、
自分の意志と、自分の力でどんどん育っていく感じ。
おやじっちは一切子供たちに事細かにフォームを教えたりしないのに、
不思議なことに、子供たちのフォームがどんどんきれいになっていく。
どんどんうまくなっていく。
それが子供というものなのか、なんなのか・・・・
教えないのに、なんでじゃろう?(゚_。)?(。_゚)?
「教えないからじゃない~?
それにみんなちゅらを見てるからね~。
ちゅらはフォームがきれいでしょ。
だから、一緒にやってるうちに、自然とちゅらをコピーしてるんだよ。
ちゅらはちゅらでひろみちゃんのコピーだし・・・。
あとは、たまに僕がパコ~ンっと、かっこよく打って見せるかなあ( ̄ー ̄)ゞ」
「子供ってかっこいいのが大好きでしょう。
だからかっこいいって思えば、特別あ~だこ~だ教えなくても
勝手にやり始めるんさ」
どれどれ、ほんとかいな・・・と思って密かに観察。
すると、怪獣どものリアクションは・・・・
「お~~っ!!
\( ̄▽ ̄o)/
おれもやるぅ~」
( ̄▽ ̄;)アハハ…
ほんとだ。
まんまんはまっとるがな。
だけど・・・
おやじっちのことだから、そううまくいくことばっかじゃない。
かっこよくパコ~ン打って見せたバックハンド・・・・
当然のごとく子供たちは真似し始めたのだが・・・
実はおやじっちはシングルで、
子供たちは両手打ち
しかもどうやら子供たちには両手より片手打ちのほうがかっこよく見えたらしく
全員が一斉に片手打ちを始めてしまった。
おやじっち「し、しもうた・・・・!Σ( ̄ロ ̄lll)」
せっかくフォームがまともになりかけてた子のフォームが完全に崩れてしまったのだ。
「ま、まあ、失敗は成功のもとそのうち直るでしょう(;¬∀¬)ハハハ…」
と、言っていた。
じゃが、このおやじっち、他の生徒のレッスンの前に私を実験台にしたりして、
その失敗談数多く・・・・思い起こすと、ははなはだ心配ではあった
それが
ひょうたんから駒とはまさにこのこと
失敗だったはずが・・・・
二人だけパコーンと片手のバックが打てるようになってしまったのだΣ(ノ°▽°)ノ
しかもこの二人、もともとみんなより両手打ちバックが遅れを取ってて、
両手がまだムリなんだから片手のほうがもっとムリだと、おやじっちは思ったらしい。
「でも、それは僕の既成概念だったんだね。
あの二人にとっては、
両手打ちのほうが難しかったんだよ。
まあ、僕も両手打ちのほうが難しいしね~。
ああ、失敗は成功のもとって(● ̄▽ ̄●;)ゞ ほんとなんだね~ひろみちゃん」
(¬д¬。)・・やっぱね。
あのせりふ、気休めじゃったんや。
でも、
片手はまだ早い・・・・ってあの場で子供たちを止めていたら、
片手バックのほうが簡単にできる子供二人の発見もなかったわけで・・・・・
本当に、失敗が成功を生むってこのことだなあとつくづく思いました。
失敗を重ねて成功に近づいていってるのは、
子供たちだけでなく、
コーチでもあるおやじっちも一緒でした。
さあ、久々のアップ!
おやじっちのレッスン、いかがだったでしょうか?
子供たちのレッスン風景は1回では書ききれなかったので、次回はメンタル偏です。
応援クリック、よろしくリック
2007年03月24日
メンタルも筋トレ
長い間、更新できず、申し訳ありませんでした。
まず、はじめに・・・
たくさんのあたたかいコメントをありがとうございました。(*^ - ^*)
また、コメントはなくともぽちっと影で押していただいた方も同様、そのお気持ちを感じました。
もともと私は、「お母さん業」は、あんまり得意なほうではなく、
「子供と一緒に成長や~」と、かなりパヤパな母なため、
こんな私でも、みなさまに「大丈夫だよ!」って
背中を押してもらえたような感じがしてすごく勇気なりました。
しかも、私が熱で更新できない間も、
毎日、ぽちっと押してくれている方には・・・
本当に言葉もございません。
毎日「早くよくなってね」って言ってもらってる気になり・・・本当に本当に嬉しかったです。
ありがとうございましたぁ\(*T▽T*)/
さてさて早速ですが、
ちゅらの話が、何ゆえテニスに関係があるかと申しますと、
実は数日前のパンドラさんのコメントに全てが集約されているのです。
それを読んでいただいて終わりでもいいのですが、
それでは怒られそうなので・・・・
どんなコメント?という方はぜひ、一度、
「ちゅらへの神様へのプレゼント」の談の
パンドラさんのコメントを読まれてください。
うちのちゅらが、今回のことをどういう風に
自分のこやしにしていくかは全くもって未知数ですが、
でも、ちゅらにとってきっと必要だったからこそ起きたことなんだろうなと思ってます。
パンドラさんとこのかっちょいい息子さんみたく、
しっかり自分を持ってくれりゃ、いいのだけれど・・・。
話をテニスに無理やり戻すと・・・・
おやじっちが言ったある一言。
それは・・・・
「メンタルも筋トレも同じなんだよね」
いきなり直球かよっ!
と思ったあなた・・・・
急いで記事を書いてるため何卒ご容赦を・・・
それを聞いた私はどう思ったかというと・・・
う~む、頭が筋肉????( ̄~ ̄;)??
おやじっちは、あほな私にもわかりやすく説明をしてくれた。
それはこういうことだった。
筋肉を強化するため、筋トレをすることは誰でも知っている。
30㎏の負荷を引っ張ろうとしてる時、
「いや~っ大変そうですね~
お手伝いしましょう(/ ̄▽ ̄)/」
と、誰かが後から押してくれたら・・・・??
何をする~っ!!!( -_-)=○☆( >_<)
筋トレにならんがな!!
と叫ぶに決まってる。
好き好んで重いものを引っ張って、筋肉をつけようとしているのに、手伝ってどうするんじゃ!
鍛えたい場所に繰り返し負荷=ストレスをかけること。
負荷をかければ当然、細胞はいったんは破壊されるけど、再生される。
壊されて再生されて・・・を繰り返すうち、どんどん筋肉は強化されていく。
メンタルも全く同じ。
喜びだけ、楽しみだけ、嬉しさだけ、いいことだけ・・・・
ストレスもな~んもない、背中から押してもらってばかりで
負荷も何もないんだったら強くなるはずもない。
いやなこと、悔しいこと、腹がたつこと、
悲しいこと、理不尽なこと・・・・
そういう、一見、避けて通りたいことを経験して、
それを超えるからこそ強くなっていく。
自分では入ってると思うのに、アウトのコールされた時。
試合をしているそばで大きな声で雑談する無神経な人
ファーストとセカンドサーブの間なのに、ボールを取りにいっちゃう人。
また間があいちゃったにも関わらず、
「ファーストからどうぞ」と言えない、
マナーを知らないのか、知ってて言わないのか・・・
どっちにしてもわからんちんな人。
はたまた、こうるさいおばさんのかけ声(いやはや、あれはストレスというよりお笑いやったけど・・)
イライラさせられることは、いくらでも起きてくる。
でも、その一個一個がプレゼント。
それを乗り越えたら、強くなれるよ!
さあ、越えられるかな?
って神様からのメッセージつきのプレゼント。
一見、勘弁してくれよっって思えることこそ実は、プレゼント。
乗り越えた人にだけ、その先にあるものが見えてくる。
乗り越えない人は、ずっと不平不満を言い続け、またも似たような問題が起きてくる・・・・。
おやじっちの生徒で、
いつも、練習中に他の生徒のことばかり気にしてる生徒がいる。
「あの子はいつもボールをタラタラ拾ってる」
「あの子は、人に感謝をしない」
「あの子は人に頼ってばかりで自分で何もしようとはしない」
etc・・・・対象になる相手が変わるだけでいつも同じルーティンを繰り返す。
人のいやな面ばかりが目についてしまうらしい。
だから、一つでも目についてしまったら最後、もうそれに囚われてしまう。
おやじっちは言った。
「いつも、ちゃ~んと目の前に神様は置いてくれるんだけどね・・・・
見えないでやり過ごしちゃうんだよね。」
「だったら、教えてあげればいいじゃん( ¬^¬ )」
そのためのコーチじゃないんか???
私はその生徒が好きなので、強くなって欲しいし、
それがわかりさえすりゃ勝てるんなら、はよっ教えてやって欲しい。
「(^ー^;)あのね、もう何度もそのことは話してるの。」
確かに・・・・おやじっちがそんな大事なことを教えないはずがない。
だったら、いまだにそれを繰り返すってことは何なんだろう?(; ̄^ ̄)・・・・
「結局はね、人に教えてもらってわかることじゃないってことなんだな。
自分で気づくしかないんだよ」
私は幸い、教えてもらわずとも、
クラブのおじさまのヘナチョコボールのおかげで、
(詳しくはこちらをどうぞ→へなちょこボールは最悪最強!?をご覧ください)
ゲームの中で自分で学ぶことができた。
気づかなければ、神様は何度でも同じ出来事を
手を変え、品を変え目の前に置いていく。
「いつになったらこの子はきづんじゃろか・・・・」
と・・・・。
パンドラさんの息子さんが今ではお友達に恵まれた高校生活を送っているということも、
それだけつらい思いをしたから、人にやさしくなれて、
彼の周りには人が集まってくるようになったんじゃないかなあ。
子供だろうが、大人だろうが、
本人が等身大の自分の姿を見て、自覚をしたところから、
初めて本当の成長が始まる・・・・
そんな気がする。
またも長い文章にお付き合いありがとうございました。
まだまだ体調は不十分ですが、
みなさまの応援が私には一番の栄養剤でした。
今日も元気に、ぽちぽちっと応援してくれたら嬉しいです!
いつもいつも、本当にありがとう!!
←これじゃ、コレ、これをどうかぽっちりとよろちくです!
←これもいっちゃう?
←勢いだもんね、これもいっちゃえ~~!
←ここまで来ると、厚かましさは倍増・・・・でも押してくれたら嬉しいっす
まず、はじめに・・・
たくさんのあたたかいコメントをありがとうございました。(*^ - ^*)
また、コメントはなくともぽちっと影で押していただいた方も同様、そのお気持ちを感じました。
もともと私は、「お母さん業」は、あんまり得意なほうではなく、
「子供と一緒に成長や~」と、かなりパヤパな母なため、
こんな私でも、みなさまに「大丈夫だよ!」って
背中を押してもらえたような感じがしてすごく勇気なりました。
しかも、私が熱で更新できない間も、
毎日、ぽちっと押してくれている方には・・・
本当に言葉もございません。
毎日「早くよくなってね」って言ってもらってる気になり・・・本当に本当に嬉しかったです。
ありがとうございましたぁ\(*T▽T*)/
さてさて早速ですが、
ちゅらの話が、何ゆえテニスに関係があるかと申しますと、
実は数日前のパンドラさんのコメントに全てが集約されているのです。
それを読んでいただいて終わりでもいいのですが、
それでは怒られそうなので・・・・
どんなコメント?という方はぜひ、一度、
「ちゅらへの神様へのプレゼント」の談の
パンドラさんのコメントを読まれてください。
うちのちゅらが、今回のことをどういう風に
自分のこやしにしていくかは全くもって未知数ですが、
でも、ちゅらにとってきっと必要だったからこそ起きたことなんだろうなと思ってます。
パンドラさんとこのかっちょいい息子さんみたく、
しっかり自分を持ってくれりゃ、いいのだけれど・・・。
話をテニスに無理やり戻すと・・・・
おやじっちが言ったある一言。
それは・・・・
「メンタルも筋トレも同じなんだよね」
いきなり直球かよっ!
と思ったあなた・・・・
急いで記事を書いてるため何卒ご容赦を・・・
それを聞いた私はどう思ったかというと・・・
う~む、頭が筋肉????( ̄~ ̄;)??
おやじっちは、あほな私にもわかりやすく説明をしてくれた。
それはこういうことだった。
筋肉を強化するため、筋トレをすることは誰でも知っている。
30㎏の負荷を引っ張ろうとしてる時、
「いや~っ大変そうですね~
お手伝いしましょう(/ ̄▽ ̄)/」
と、誰かが後から押してくれたら・・・・??
何をする~っ!!!( -_-)=○☆( >_<)
筋トレにならんがな!!
と叫ぶに決まってる。
好き好んで重いものを引っ張って、筋肉をつけようとしているのに、手伝ってどうするんじゃ!
鍛えたい場所に繰り返し負荷=ストレスをかけること。
負荷をかければ当然、細胞はいったんは破壊されるけど、再生される。
壊されて再生されて・・・を繰り返すうち、どんどん筋肉は強化されていく。
メンタルも全く同じ。
喜びだけ、楽しみだけ、嬉しさだけ、いいことだけ・・・・
ストレスもな~んもない、背中から押してもらってばかりで
負荷も何もないんだったら強くなるはずもない。
いやなこと、悔しいこと、腹がたつこと、
悲しいこと、理不尽なこと・・・・
そういう、一見、避けて通りたいことを経験して、
それを超えるからこそ強くなっていく。
自分では入ってると思うのに、アウトのコールされた時。
試合をしているそばで大きな声で雑談する無神経な人
ファーストとセカンドサーブの間なのに、ボールを取りにいっちゃう人。
また間があいちゃったにも関わらず、
「ファーストからどうぞ」と言えない、
マナーを知らないのか、知ってて言わないのか・・・
どっちにしてもわからんちんな人。
はたまた、こうるさいおばさんのかけ声(いやはや、あれはストレスというよりお笑いやったけど・・)
イライラさせられることは、いくらでも起きてくる。
でも、その一個一個がプレゼント。
それを乗り越えたら、強くなれるよ!
さあ、越えられるかな?
って神様からのメッセージつきのプレゼント。
一見、勘弁してくれよっって思えることこそ実は、プレゼント。
乗り越えた人にだけ、その先にあるものが見えてくる。
乗り越えない人は、ずっと不平不満を言い続け、またも似たような問題が起きてくる・・・・。
おやじっちの生徒で、
いつも、練習中に他の生徒のことばかり気にしてる生徒がいる。
「あの子はいつもボールをタラタラ拾ってる」
「あの子は、人に感謝をしない」
「あの子は人に頼ってばかりで自分で何もしようとはしない」
etc・・・・対象になる相手が変わるだけでいつも同じルーティンを繰り返す。
人のいやな面ばかりが目についてしまうらしい。
だから、一つでも目についてしまったら最後、もうそれに囚われてしまう。
おやじっちは言った。
「いつも、ちゃ~んと目の前に神様は置いてくれるんだけどね・・・・
見えないでやり過ごしちゃうんだよね。」
「だったら、教えてあげればいいじゃん( ¬^¬ )」
そのためのコーチじゃないんか???
私はその生徒が好きなので、強くなって欲しいし、
それがわかりさえすりゃ勝てるんなら、はよっ教えてやって欲しい。
「(^ー^;)あのね、もう何度もそのことは話してるの。」
確かに・・・・おやじっちがそんな大事なことを教えないはずがない。
だったら、いまだにそれを繰り返すってことは何なんだろう?(; ̄^ ̄)・・・・
「結局はね、人に教えてもらってわかることじゃないってことなんだな。
自分で気づくしかないんだよ」
私は幸い、教えてもらわずとも、
クラブのおじさまのヘナチョコボールのおかげで、
(詳しくはこちらをどうぞ→へなちょこボールは最悪最強!?をご覧ください)
ゲームの中で自分で学ぶことができた。
気づかなければ、神様は何度でも同じ出来事を
手を変え、品を変え目の前に置いていく。
「いつになったらこの子はきづんじゃろか・・・・」
と・・・・。
パンドラさんの息子さんが今ではお友達に恵まれた高校生活を送っているということも、
それだけつらい思いをしたから、人にやさしくなれて、
彼の周りには人が集まってくるようになったんじゃないかなあ。
子供だろうが、大人だろうが、
本人が等身大の自分の姿を見て、自覚をしたところから、
初めて本当の成長が始まる・・・・
そんな気がする。
またも長い文章にお付き合いありがとうございました。
まだまだ体調は不十分ですが、
みなさまの応援が私には一番の栄養剤でした。
今日も元気に、ぽちぽちっと応援してくれたら嬉しいです!
いつもいつも、本当にありがとう!!
←これじゃ、コレ、これをどうかぽっちりとよろちくです!
←これもいっちゃう?
←勢いだもんね、これもいっちゃえ~~!
←ここまで来ると、厚かましさは倍増・・・・でも押してくれたら嬉しいっす
2007年03月20日
ちゅらへの神様からのプレゼント
実は、うちの上の子「ちゅら」は最近まで、学校で「いじめ」にあっていた。
まあ、いじめと言っても、いじめの入口みたいなものだったので、
大事になる前に、私が学校に出て行って解決したんだけど・・。
始まりは11月だった。
それまで仲の良かった子から無視をされるようになり、
授業中でも好きな子と一緒にグループを組んでいい時、
仲間に入れなかったり・・・お昼をひとりぼっちで食べていたり・・・。
でもその時にはいち早く気づいた先生が、
グループの子と話をして仲直りをし、一見、落着したかのように思っていた。
けれども、1月のある夕飯どきのこと。
夕飯を食べながら、その日あったいいことを披露する時間なのだが、
リキ(下の子)のあほな話を聞いていたちゅらが、ご飯を数粒口に入れながらぽつんと言った。
ちゅら:「いいな、リキは・・・友達がいっぱいいて」
私:「(なんだか変だ・・・)ちゅらだっていっぱいいるでしょ」
ちゅら:「いないもん。いつも1人だもん」
私:「・・・・(やっぱ変だ)さなちゃんとか、あいちゃんとかは?また喧嘩しちゃったの?」
ちゅら:「してないよ・・・・・でも、一人ぼっちなの」
( ̄△ ̄;)・・・・・
よくよく話を聞いてみることこうだった。
「縄跳びいれて~!」と言って、たとえ仲間に入っても、
ちゅらの番の時だけ、ぐるんと早く回されたり・・・。
ちゅらのお道具箱の中からのりをとって、すり替えたり、盗まれたり・・。
無視は、女の子同士、喧嘩したりするとあっても仕方ないことだけど、それが、
何週間も長びいたり、集団になるとやっかい。
縄跳びの縄回しをちゅらの番だけ、早く回すっていうのは、
もう完全にいじめの入り口だと感じた。盗みもそう。
その次の日、ちゅらは全身にじんましんができた。
もうっ我慢できない!!と私は立ち上がった。
子供の喧嘩に親が出るのは、私の主義に反するが、
これは喧嘩を超えている。
そう判断した私は、仕事もテニスも放り投げ、
朝一番で校長先生に会いにいった。
この校長先生、雨の日も風の日も、朝早くから自ら校門に立ち、子供たち1人1人に声をかける先生。
子供たちからも、親からも本当に慕われていて、案の定、ちゅらの話を真摯に受け止めてくださった。
その足で、ちゅらの授業を観察しにクラスへ行く、授業は音楽。
はじめは「なんで授業参観でもないのに見にきてるの?」
と興味津々だった子供たちも時間がたつに連れ私の存在も忘れ授業に没頭していく。
でもその中で、ずっと横目で、
ちらちらと私とちゅらとを見ている挙動不審の子供が数人。
固まって、こっちを見ながらひそひそ話していたりした。
こっそりちゅらに聞いたら、案の定、その子たちが張本人だった。
それを知った瞬間!
私の頭から湯気が・・・・!
「やいやいやい!てめ~らか!意地悪してやがんのは!
いいかげんにしやがれ!子供のくせにうす汚いことしやがって!
今度やったらしばくぞ!こらあっ!」
「ちょっ、ちょっとお母さん、やめてください!」
先生があわてて止めに入り、教室は大混乱。
校長先生があわくって走ってきて大騒ぎに・・・・・
・・・・・なんて、私の頭の中で妄想がまた始まってしまったので、
私は慌てて妄想をストップし、
本当に暴れだす前に教室を退散した。
私の妄想は際限なく・・・現実になってしまう確率が高いので・・・。
やばいとこだった。子供を殴ったら大変なとこだった。
でも暴れなかったにしても、
私が学校にいったことで子供たちはかなりびびったらしく
(そりゃ、びびると思う・・・思い切り睨んでやったから)
それからはおとなしくなった。
先生にも話をしてもらい、いじめらしきものは徐々になくなってきた。
でも、その時に、私はちゅらととことん話した。
「無視されたり、仲間はずれにされたり、独りぼっちだった時、
ちゅらはどう思った?」
「・・・・・・・寂しかった。
縄跳び入れてくれなくて、泣くもんかって思った」
うわ~~~!親子でそっくり。
私もちゅらと同じ年の頃、転校して転校した咲きの学校で、
縄跳びに入れてもらえなかったり無視されたりのいじめがあったが、気が強かったので、
「絶対に泣くものか!」って歯を食いしばったことがあった。
泣くと自分の負けを認めてしまう気がして・・・。
当時の自分とオーバーラップして今度は私が泣きそうになった。
不思議だ、何十年たっててもその時の気持ちは蘇らせることができる。
「そうだよね・・・悲しいよね。一人ぼっちはいやだよね。
でもさ、ちゅらのまわりにそういう子がいたら、どうする?」
「う~~ん」
「じゃあさ、ひとりぼっちの時、ちゅらはみんなにどうして欲しいと思った?」
「・・・一緒に行こうとか・・・誘ってくれたり話しかけてくれたり・・・かな」
「そうだよね。だったら、そういう子がいたら今度はちゅらが
してあげればいいと思わない?どう?」
「うん。そう思う」
「きっとさ、それを教えてくれるために神様がちゅらにこのプレゼントくれたんだと思うんだよね・・・」
「プレゼント~?」
そりゃ、ピンとこないのも仕方ない。
子供が想像するプレゼントはもらって嬉しいものだ。
今回のはてんでプレゼントとはかけ離れている。
こんな悲しいプレゼント、普通はいらんわね・・。
「そうだよ。プレゼント。ちゅらは良かったね。
子供の時にこんな大きなプレゼントもらえて・・・」
大人になっても、もらったことに気づかない人もいる。
もしかしたら死ぬまで気づかないで終わっちゃう人もいるかもしんない。
「う~~~ん」納得がいかない様子。
「ちゅらみたいにいじめられている子がいたら、
ちゅらは一緒になっていじめる?
私だっていじめられたんだからとか・・・ってさ」
「うううん、絶対にしない」
「ほらね、プレゼントちゃんともらってるじゃん」
「????どれが???」
「意地悪をするほうと、しないほうどっちかしかないの。
中間はないの。
何もしないで見てるだけも、意地悪するほうに入っちゃう。
でも、ちゅらは、しないほうになれたわけでしょ?
それはもう立派なプレゼントだよ。
だってそっちのほうが、かっこよくない?
水戸黄門で、悪人になるのと、黄門さまになるのとどっちがいいよ?」
うちの家系は代々水戸黄門が大好き。
私は悪いことすれば必ずばれる、必ずバツがくだるって水戸黄門で学んだのだ。
当然、うちの子も小さい頃から見せられているせいか、水戸黄門は大好き。
「黄門さまに決まってる」
「でしょう?」
子供だので、難しいことははずして説明をしてみたが、
細かいことは理解できないとしても、
つらいことも、悲しいことも・・・・
全部、プレゼント・・・。
「ほら、黄門さまには、助さん格さんがいるじゃん?
ちゅらにとってみればね、助さんはやせてるからあれはママで、
格さんは体格から言っておやじっちだわ。
2人とも、ちゅなを守る人の役目だからね」
ちゅなは「うん」とにっこり笑った。
その後の細かいことははしおるけれど、
現在、ちゅらは友達ととても仲良くやっている。
すごく毎日が楽しそうだ。
うちの子のいじめと、テニス・・・
なんの関係があるのかと思いながら読んだでしょうね。
とってもとっても関係があるのです。
顔文字も色もほとんど使わず、怒涛のごとくの文章なので、疲れたでしょうね。
ここらで元気いっぱ~つ!今日も張り切ってぽちっといってみよ~~!
たくさんのぽちっ!ありがとうございました。しかも4つも押していただき、本当にありがとうございます!今までの中で一番伸びとりました。
これからもよろしくお願いします。
←これをどうかいっぱ~つ!
←ここらもちょびっといっぱ~つ!
←え?これも?いつもすんません。一発!バシッと!
←ええぃ、ここまで来たらやけくそだ!勢いでどうぞ~~!
まあ、いじめと言っても、いじめの入口みたいなものだったので、
大事になる前に、私が学校に出て行って解決したんだけど・・。
始まりは11月だった。
それまで仲の良かった子から無視をされるようになり、
授業中でも好きな子と一緒にグループを組んでいい時、
仲間に入れなかったり・・・お昼をひとりぼっちで食べていたり・・・。
でもその時にはいち早く気づいた先生が、
グループの子と話をして仲直りをし、一見、落着したかのように思っていた。
けれども、1月のある夕飯どきのこと。
夕飯を食べながら、その日あったいいことを披露する時間なのだが、
リキ(下の子)のあほな話を聞いていたちゅらが、ご飯を数粒口に入れながらぽつんと言った。
ちゅら:「いいな、リキは・・・友達がいっぱいいて」
私:「(なんだか変だ・・・)ちゅらだっていっぱいいるでしょ」
ちゅら:「いないもん。いつも1人だもん」
私:「・・・・(やっぱ変だ)さなちゃんとか、あいちゃんとかは?また喧嘩しちゃったの?」
ちゅら:「してないよ・・・・・でも、一人ぼっちなの」
( ̄△ ̄;)・・・・・
よくよく話を聞いてみることこうだった。
「縄跳びいれて~!」と言って、たとえ仲間に入っても、
ちゅらの番の時だけ、ぐるんと早く回されたり・・・。
ちゅらのお道具箱の中からのりをとって、すり替えたり、盗まれたり・・。
無視は、女の子同士、喧嘩したりするとあっても仕方ないことだけど、それが、
何週間も長びいたり、集団になるとやっかい。
縄跳びの縄回しをちゅらの番だけ、早く回すっていうのは、
もう完全にいじめの入り口だと感じた。盗みもそう。
その次の日、ちゅらは全身にじんましんができた。
もうっ我慢できない!!と私は立ち上がった。
子供の喧嘩に親が出るのは、私の主義に反するが、
これは喧嘩を超えている。
そう判断した私は、仕事もテニスも放り投げ、
朝一番で校長先生に会いにいった。
この校長先生、雨の日も風の日も、朝早くから自ら校門に立ち、子供たち1人1人に声をかける先生。
子供たちからも、親からも本当に慕われていて、案の定、ちゅらの話を真摯に受け止めてくださった。
その足で、ちゅらの授業を観察しにクラスへ行く、授業は音楽。
はじめは「なんで授業参観でもないのに見にきてるの?」
と興味津々だった子供たちも時間がたつに連れ私の存在も忘れ授業に没頭していく。
でもその中で、ずっと横目で、
ちらちらと私とちゅらとを見ている挙動不審の子供が数人。
固まって、こっちを見ながらひそひそ話していたりした。
こっそりちゅらに聞いたら、案の定、その子たちが張本人だった。
それを知った瞬間!
私の頭から湯気が・・・・!
「やいやいやい!てめ~らか!意地悪してやがんのは!
いいかげんにしやがれ!子供のくせにうす汚いことしやがって!
今度やったらしばくぞ!こらあっ!」
「ちょっ、ちょっとお母さん、やめてください!」
先生があわてて止めに入り、教室は大混乱。
校長先生があわくって走ってきて大騒ぎに・・・・・
・・・・・なんて、私の頭の中で妄想がまた始まってしまったので、
私は慌てて妄想をストップし、
本当に暴れだす前に教室を退散した。
私の妄想は際限なく・・・現実になってしまう確率が高いので・・・。
やばいとこだった。子供を殴ったら大変なとこだった。
でも暴れなかったにしても、
私が学校にいったことで子供たちはかなりびびったらしく
(そりゃ、びびると思う・・・思い切り睨んでやったから)
それからはおとなしくなった。
先生にも話をしてもらい、いじめらしきものは徐々になくなってきた。
でも、その時に、私はちゅらととことん話した。
「無視されたり、仲間はずれにされたり、独りぼっちだった時、
ちゅらはどう思った?」
「・・・・・・・寂しかった。
縄跳び入れてくれなくて、泣くもんかって思った」
うわ~~~!親子でそっくり。
私もちゅらと同じ年の頃、転校して転校した咲きの学校で、
縄跳びに入れてもらえなかったり無視されたりのいじめがあったが、気が強かったので、
「絶対に泣くものか!」って歯を食いしばったことがあった。
泣くと自分の負けを認めてしまう気がして・・・。
当時の自分とオーバーラップして今度は私が泣きそうになった。
不思議だ、何十年たっててもその時の気持ちは蘇らせることができる。
「そうだよね・・・悲しいよね。一人ぼっちはいやだよね。
でもさ、ちゅらのまわりにそういう子がいたら、どうする?」
「う~~ん」
「じゃあさ、ひとりぼっちの時、ちゅらはみんなにどうして欲しいと思った?」
「・・・一緒に行こうとか・・・誘ってくれたり話しかけてくれたり・・・かな」
「そうだよね。だったら、そういう子がいたら今度はちゅらが
してあげればいいと思わない?どう?」
「うん。そう思う」
「きっとさ、それを教えてくれるために神様がちゅらにこのプレゼントくれたんだと思うんだよね・・・」
「プレゼント~?」
そりゃ、ピンとこないのも仕方ない。
子供が想像するプレゼントはもらって嬉しいものだ。
今回のはてんでプレゼントとはかけ離れている。
こんな悲しいプレゼント、普通はいらんわね・・。
「そうだよ。プレゼント。ちゅらは良かったね。
子供の時にこんな大きなプレゼントもらえて・・・」
大人になっても、もらったことに気づかない人もいる。
もしかしたら死ぬまで気づかないで終わっちゃう人もいるかもしんない。
「う~~~ん」納得がいかない様子。
「ちゅらみたいにいじめられている子がいたら、
ちゅらは一緒になっていじめる?
私だっていじめられたんだからとか・・・ってさ」
「うううん、絶対にしない」
「ほらね、プレゼントちゃんともらってるじゃん」
「????どれが???」
「意地悪をするほうと、しないほうどっちかしかないの。
中間はないの。
何もしないで見てるだけも、意地悪するほうに入っちゃう。
でも、ちゅらは、しないほうになれたわけでしょ?
それはもう立派なプレゼントだよ。
だってそっちのほうが、かっこよくない?
水戸黄門で、悪人になるのと、黄門さまになるのとどっちがいいよ?」
うちの家系は代々水戸黄門が大好き。
私は悪いことすれば必ずばれる、必ずバツがくだるって水戸黄門で学んだのだ。
当然、うちの子も小さい頃から見せられているせいか、水戸黄門は大好き。
「黄門さまに決まってる」
「でしょう?」
子供だので、難しいことははずして説明をしてみたが、
細かいことは理解できないとしても、
つらいことも、悲しいことも・・・・
全部、プレゼント・・・。
「ほら、黄門さまには、助さん格さんがいるじゃん?
ちゅらにとってみればね、助さんはやせてるからあれはママで、
格さんは体格から言っておやじっちだわ。
2人とも、ちゅなを守る人の役目だからね」
ちゅなは「うん」とにっこり笑った。
その後の細かいことははしおるけれど、
現在、ちゅらは友達ととても仲良くやっている。
すごく毎日が楽しそうだ。
うちの子のいじめと、テニス・・・
なんの関係があるのかと思いながら読んだでしょうね。
とってもとっても関係があるのです。
顔文字も色もほとんど使わず、怒涛のごとくの文章なので、疲れたでしょうね。
ここらで元気いっぱ~つ!今日も張り切ってぽちっといってみよ~~!
たくさんのぽちっ!ありがとうございました。しかも4つも押していただき、本当にありがとうございます!今までの中で一番伸びとりました。
これからもよろしくお願いします。
←これをどうかいっぱ~つ!
←ここらもちょびっといっぱ~つ!
←え?これも?いつもすんません。一発!バシッと!
←ええぃ、ここまで来たらやけくそだ!勢いでどうぞ~~!