2007年11月11日
本気の先に見えてくるもの
ざっぶ~~~ん
(私が海に落ちていった音)
ぶくぶくぶく・・・
(沈んでいく音)
バシャバシャ
(そして・・・なりふりかまわず犬かきしてる音)
試合がスタートする前から、
私は、まさに大海の中に放り込まれた・・・・状態だった。
ずっと前、城島さんとやっていただいた時、ラケットを落とされた瞬間、
または、普段やさしいお蝶夫人が「ダブってもいいよ」とキレた瞬間・・・・
あ、あの時と同じや・・・・。
しかも今回はまだ試合も始まってないうちから・・・
( ̄ ̄ロ ̄ ̄;;)
絶体絶命のピ~~ンチ!!
しょぼく負けるという選択肢はない。
なぜなら、
原さんは超真剣だったから。
なんで、
親睦会だというのに、そこまで真剣になるわけ?と思うかもしれないが、
それには理由があり、それに至るまでの経緯も私は知っていた・・・。
あえてその理由は触れないが・・・・。
だので、
いつもパートナーとなってくれた先輩方に、
コートに敵が3人いるみたいと思わせ続けてる私でも、
「戦力にはならずとも、せめて敵にはならんようにするんだ!」
と自分で望んで大海に飛びこんだのであります。
今回のミッションは、
「1ゲームでも多く取る」こと
(・・・ってスパイ大作戦かっ・・・・古いわ~)
びびるか、勇気を出すか
いつもそのどっちか。
先輩と組むと、どうしても昔からのクセで
大事なポイントになればなるほど
自分が取ってミスするよりも先輩に任せたほうが・・・と
遠慮したり、萎縮してしまって
自分が取らなければいけないボールまで任せてしまい
びびることが多いワタクシ・・・
まして、パートナーが真剣で、
どうしてもしょぼくは負けられないぞ!となったこの時の私のプレッシャー&緊張感は最高レベルに達していた。
でも、私には救いがあった。
それは・・・・
私さえきちんと返しておきさえすれば前で原さんが決めてくれる!ということ。
だから、私は、自分でやるべきこと、できることだけやればいい
サーブに入る前、
私は口に出して自分に言い聞かせた
「ファーストを入れる。そしたら前で原さんがたたく。
ファーストを入れる。そしたら前で原さんがたたく・・・ぶつぶつ」
1つ1つできることをやるしかなかった。
もし、それでファーストが入らなかったとしても
次にセカンドをきっちり入れる。
返って来たボールをきっちり返す。
リターンをきっちりと返す。
ラリーになったら、最後までボールを追いかける。
ただ、それだけだった。
それだけだったにも関わらず、
蓋を開けてみたら、
ラッキーなことに私のショボミスは思いのほか少なく、
南さんとお蝶夫人の一方的な試合展開になるどころか、
こっちのリードでゲームが進んだ。
もともと試合中に「ろくでもないことばかり考える変なクセ」がなかなか抜けない私であるが、
「とにかく返すこと」
のみに目標が限定されると、
それはまさに私の命をつなぐ海原の中に浮かぶ、一本の丸太
(おおげさな・・・・)
よけいなことを考えるすきを与えてくれず、一筋の光となってくれまっすぐにそれだけに向かうことができた。
チェンジコートをしたとき、
原さんは、私にそっと言った。
「狙うなら、南さんよ」
「南さん・・・?・・ですか?``σ( ̄^` ̄;) 」
う~む、言われてみれば・・・・2人のうちミスが多いのは確かに南さんかもしれないが・・・。
「今、南さんはびびってるの・・・わかるでしょ?」
!Σ( ̄口 ̄;;・・・
あの南さんが・・・・
私がどんだけミスしたって、
「いいのよ、あなたの思うとおりにやって・・・」
と笑ってフォローしてくれて、
いつも大船に乗ってる気分にさせてくれる南さんがびびる????(*゜ロ°)ノ
そりゃ、いくら、攻撃したってひら~りさら~りと返してしまう原さんが相手とはいえ・・・・
もう一方は私。
4人の力量を考えればびびる必要なんかないはずだ。
・・・・でも・・・・
南さんとお蝶夫人のミスの種類を考えたら原さんの言うとおりだと思った。
ストレートにコースを変えてのミス。
ロブを打とうとしてミス。
サイドに打とうとしてのミス・・・・。
そういえば、半年くらい前、
おやじっちが言ってた。
気持ちに余裕があれば、
いくらでも王道で勝負できる。
でも、せっぱつまってくると
相撲で言う、がっちりとよつに組むことを嫌がって
何かを仕掛けてしまう。
でも、仕掛けたほうが実はミスをしやすいんだよね。
気持ちに余裕がないから。
「じゃあ、負けてるときとか、
相手に波があるときはどうしたらいいの?(°_。) ? (。_°)」
「カンタンだよ。
よけいなことしないの
そういう時こそ、
きっちりと返すべきところに返すんだよ」
う~む・・・・返すべきところ?・・・( ̄~ ̄;)??
その時の私にはまだ理解ができなかった。
でも、
私の隣で、
何球も何球も、ミスなく、つなげ続ける原さんを見ていると、
つなぐべきところってどこなのか、なんとなくその尻尾をつかんだ気がした。
深~く、しっかりとクロスに返す。
たとえ、多少浮いたボールがきても、
むやみやたらに、叩いたりしない。
サイドをへたげに狙ったりもしない。
早いボールはではないし攻撃のボールではないけれど、
相手からは攻められにくい。
「相手に打たせればいいのよ」
いつも原さんはそういってくれる。
あれってこういうことなんだ
隣でやってみせてもらって初めて私はわかった気がした。
それでも、ゲームの中で何度となくびびりそうな瞬間は訪れた
もうあとはコートに入れるだけ
っていうチャンスボール中のチャンスボールを大きくドカ~ンとやっちゃったり・・・・
原さんが、
「こら~~( ̄ ̄ロ ̄ ̄)・・・」
とあきれ果てることもしでかした。
弱気になっちゃう時が何度もやってきた。
それでも私のチャンスつぶしをもろともせず、隣で、
必死に、そして真剣に何球でもボールにくらいついていく原さんの姿が私を奮い立たせてくれた。
「あそこまでしてつないでくれたボール、
弱気になってる場合じゃない!絶対につながねば!」
と、びびりそうになる私を追いやってくれた。
無我夢中で、
気づいたらスコアは5-5だった。
でも、
結果は負けだった・・・・。
もともと実力に差がありすぎるのだから
そこまで食いつけたのはある意味御の字
しかも勝敗では負けはしたが、
この試合は、私にとって、ものすごく忘れられない試合となった。
多分一生・・・・・。
つなぐということ
しのぐということ
ねばるということ
決して、それは逃げではないんだということ。
まして弱さでもないんだということ。
間近で見せてもらい、肌で感じさせてもらった。
それは、きっと
普段のクラブテニスでは決して感じ取れないものだったんだろうと思う。
原さんは、以前は試合に出ていたが、
今は、クラブテニスを楽しんでいて
原さん曰く、「もう最近は真剣になることなんかない」そうだ。
でも、その方の目の色が変わり、
本気スーパーサイヤ人モード
に完全になった時、
本気の先にしか見えないものを見せてもらった。
まあ、見せてもらった・・・と言っても、
いまだに、それをうまく活用できてないのが、私の情けないところであったりはするのだが・・・・
でも、夏の大会と、この試合とを通じて、
「ここはねばらなきゃ」と思うとき、
どうすればいいか、どういう感覚で打てばいいか、
なんとなくわかってきた感じがしたのであります
後日、
コートから帰ってくる道すがら、
ホウセンカの種を原さんと2人で摘んでいたとき、
私は、原さんにずっとお礼を言おうと思っていて言う機会がなかなかなかったので、
「この間の親睦会の試合は、私、一生忘れられないと思います。
本当にありがとうございました(≧▽≦)ノ」
と、心からお礼を言った。
「あの試合ね~・・・・厳しかったよね。」
「原さんの真剣な姿というか、
土壇場での強さや戦い方を見せてもらったというか、
うまく表現できないんですが、いろいろ学ばせてもらいました」
「ほんとう?久しぶりに真剣になったけど、それなら、よかった」
と、にっこりと笑ったあと、
「試合中の相手が何を考えてるか読むっていうのは大事なことよ。
びびるっていうのは誰にでもあることだし・・・。
あと、大事なポイントではミスしないってこともね」
「それって・・・・、チャンスボールを私が大きくアウトしちゃったあのポイントですか?( ̄□ ̄;)」
それで、ゲームセットになったのだ。リードしてたのに。
あれでかなり流れが変わったのは確かだった。
「そう、あれは大きかった。(¬_¬)
ああいうのをきっちり取らないと・・・
せっかくつかんだものが向こうに行ってしまうのよ。
ひろみちゃんも、あの時わかったでしょ?」
確かに・・・・
そのままゲームになりチェンジコートをして、
その初めのポイントで更に私は、
大きくリターンミスをやらかした。
その時、原さんは、
「こらあ・・・・( ̄へ ̄; 」とあきれ果ててた。
自分でも、そのポイントが大事って匂いはしていたのに・・・
「チャンスボールもミスしないで打つのは大事だけど、
あのあとのファーストポイント、
ただなんとなく打っちゃったでしょ?あそこが大事なのよ」
「はい・・・なんとなくわかりました。においがしました」
「そういうのがわかれば、
もっと楽にゲームが取れるようになるわよ( ̄ー ̄)b 」
この会話の頃から、
ふしぎと自分の中に、ショボミスが出始めた瞬間、危険信号が点滅するようになった。
このミスを放っておいてはいけない!という・・・
ここで気をひきしめねば!という点滅がチカチカと・・・。
夏の大会の前に、
おやじっちに教わった「負けないテニス」
きっと、あれはこういうことだったのではないかと・・・
あの時は、ここまでの意味も知らず、
いい方法み~つけた!ヾ(@^▽^@)ノって喜んでただけだったけど・・・
今は、負けないようにするにはどうしたらいいか、
(まあ、実際にそれができるかどうかは別として)
なんとなくわかってきた気がするのであります。
まあ、私のこったから、数ヶ月もしたら、別の負けないテニスを見いつけた!ψ(`∇´)ψ ・・・
ってなるかもしんないけど・・・にゃははは。
原さんと一緒に摘んだ、ほうせんかの種は
子供たちが庭にまきました。
来年、咲くといいなあ
おやじっちに、雑草と間違って抜かないようにさせんと・・・(¬_¬)
教わることと、
体験することは、
二つ一緒でないと
花が咲かないんだなと痛感した私でございました。
まあ、私の場合、全然咲いとらん気もするが・・・(;-_-;)
(うるさい!ほっといてくれ~~~っ!)
ついでにぽちっとも押してくれ~~~っ!
うそうそ・・・ぽちっとお願いいたしまする<(_ _)>
(私が海に落ちていった音)
ぶくぶくぶく・・・
(沈んでいく音)
バシャバシャ
(そして・・・なりふりかまわず犬かきしてる音)
試合がスタートする前から、
私は、まさに大海の中に放り込まれた・・・・状態だった。
ずっと前、城島さんとやっていただいた時、ラケットを落とされた瞬間、
または、普段やさしいお蝶夫人が「ダブってもいいよ」とキレた瞬間・・・・
あ、あの時と同じや・・・・。
しかも今回はまだ試合も始まってないうちから・・・
( ̄ ̄ロ ̄ ̄;;)
絶体絶命のピ~~ンチ!!
しょぼく負けるという選択肢はない。
なぜなら、
原さんは超真剣だったから。
なんで、
親睦会だというのに、そこまで真剣になるわけ?と思うかもしれないが、
それには理由があり、それに至るまでの経緯も私は知っていた・・・。
あえてその理由は触れないが・・・・。
だので、
いつもパートナーとなってくれた先輩方に、
コートに敵が3人いるみたいと思わせ続けてる私でも、
「戦力にはならずとも、せめて敵にはならんようにするんだ!」
と自分で望んで大海に飛びこんだのであります。
今回のミッションは、
「1ゲームでも多く取る」こと
(・・・ってスパイ大作戦かっ・・・・古いわ~)
びびるか、勇気を出すか
いつもそのどっちか。
先輩と組むと、どうしても昔からのクセで
大事なポイントになればなるほど
自分が取ってミスするよりも先輩に任せたほうが・・・と
遠慮したり、萎縮してしまって
自分が取らなければいけないボールまで任せてしまい
びびることが多いワタクシ・・・
まして、パートナーが真剣で、
どうしてもしょぼくは負けられないぞ!となったこの時の私のプレッシャー&緊張感は最高レベルに達していた。
でも、私には救いがあった。
それは・・・・
私さえきちんと返しておきさえすれば前で原さんが決めてくれる!ということ。
だから、私は、自分でやるべきこと、できることだけやればいい
サーブに入る前、
私は口に出して自分に言い聞かせた
「ファーストを入れる。そしたら前で原さんがたたく。
ファーストを入れる。そしたら前で原さんがたたく・・・ぶつぶつ」
1つ1つできることをやるしかなかった。
もし、それでファーストが入らなかったとしても
次にセカンドをきっちり入れる。
返って来たボールをきっちり返す。
リターンをきっちりと返す。
ラリーになったら、最後までボールを追いかける。
ただ、それだけだった。
それだけだったにも関わらず、
蓋を開けてみたら、
ラッキーなことに私のショボミスは思いのほか少なく、
南さんとお蝶夫人の一方的な試合展開になるどころか、
こっちのリードでゲームが進んだ。
もともと試合中に「ろくでもないことばかり考える変なクセ」がなかなか抜けない私であるが、
「とにかく返すこと」
のみに目標が限定されると、
それはまさに私の命をつなぐ海原の中に浮かぶ、一本の丸太
(おおげさな・・・・)
よけいなことを考えるすきを与えてくれず、一筋の光となってくれまっすぐにそれだけに向かうことができた。
チェンジコートをしたとき、
原さんは、私にそっと言った。
「狙うなら、南さんよ」
「南さん・・・?・・ですか?``σ( ̄^` ̄;) 」
う~む、言われてみれば・・・・2人のうちミスが多いのは確かに南さんかもしれないが・・・。
「今、南さんはびびってるの・・・わかるでしょ?」
!Σ( ̄口 ̄;;・・・
あの南さんが・・・・
私がどんだけミスしたって、
「いいのよ、あなたの思うとおりにやって・・・」
と笑ってフォローしてくれて、
いつも大船に乗ってる気分にさせてくれる南さんがびびる????(*゜ロ°)ノ
そりゃ、いくら、攻撃したってひら~りさら~りと返してしまう原さんが相手とはいえ・・・・
もう一方は私。
4人の力量を考えればびびる必要なんかないはずだ。
・・・・でも・・・・
南さんとお蝶夫人のミスの種類を考えたら原さんの言うとおりだと思った。
ストレートにコースを変えてのミス。
ロブを打とうとしてミス。
サイドに打とうとしてのミス・・・・。
そういえば、半年くらい前、
おやじっちが言ってた。
気持ちに余裕があれば、
いくらでも王道で勝負できる。
でも、せっぱつまってくると
相撲で言う、がっちりとよつに組むことを嫌がって
何かを仕掛けてしまう。
でも、仕掛けたほうが実はミスをしやすいんだよね。
気持ちに余裕がないから。
「じゃあ、負けてるときとか、
相手に波があるときはどうしたらいいの?(°_。) ? (。_°)」
「カンタンだよ。
よけいなことしないの
そういう時こそ、
きっちりと返すべきところに返すんだよ」
う~む・・・・返すべきところ?・・・( ̄~ ̄;)??
その時の私にはまだ理解ができなかった。
でも、
私の隣で、
何球も何球も、ミスなく、つなげ続ける原さんを見ていると、
つなぐべきところってどこなのか、なんとなくその尻尾をつかんだ気がした。
深~く、しっかりとクロスに返す。
たとえ、多少浮いたボールがきても、
むやみやたらに、叩いたりしない。
サイドをへたげに狙ったりもしない。
早いボールはではないし攻撃のボールではないけれど、
相手からは攻められにくい。
「相手に打たせればいいのよ」
いつも原さんはそういってくれる。
あれってこういうことなんだ
隣でやってみせてもらって初めて私はわかった気がした。
それでも、ゲームの中で何度となくびびりそうな瞬間は訪れた
もうあとはコートに入れるだけ
っていうチャンスボール中のチャンスボールを大きくドカ~ンとやっちゃったり・・・・
原さんが、
「こら~~( ̄ ̄ロ ̄ ̄)・・・」
とあきれ果てることもしでかした。
弱気になっちゃう時が何度もやってきた。
それでも私のチャンスつぶしをもろともせず、隣で、
必死に、そして真剣に何球でもボールにくらいついていく原さんの姿が私を奮い立たせてくれた。
「あそこまでしてつないでくれたボール、
弱気になってる場合じゃない!絶対につながねば!」
と、びびりそうになる私を追いやってくれた。
無我夢中で、
気づいたらスコアは5-5だった。
でも、
結果は負けだった・・・・。
もともと実力に差がありすぎるのだから
そこまで食いつけたのはある意味御の字
しかも勝敗では負けはしたが、
この試合は、私にとって、ものすごく忘れられない試合となった。
多分一生・・・・・。
つなぐということ
しのぐということ
ねばるということ
決して、それは逃げではないんだということ。
まして弱さでもないんだということ。
間近で見せてもらい、肌で感じさせてもらった。
それは、きっと
普段のクラブテニスでは決して感じ取れないものだったんだろうと思う。
原さんは、以前は試合に出ていたが、
今は、クラブテニスを楽しんでいて
原さん曰く、「もう最近は真剣になることなんかない」そうだ。
でも、その方の目の色が変わり、
本気スーパーサイヤ人モード
に完全になった時、
本気の先にしか見えないものを見せてもらった。
まあ、見せてもらった・・・と言っても、
いまだに、それをうまく活用できてないのが、私の情けないところであったりはするのだが・・・・
でも、夏の大会と、この試合とを通じて、
「ここはねばらなきゃ」と思うとき、
どうすればいいか、どういう感覚で打てばいいか、
なんとなくわかってきた感じがしたのであります
後日、
コートから帰ってくる道すがら、
ホウセンカの種を原さんと2人で摘んでいたとき、
私は、原さんにずっとお礼を言おうと思っていて言う機会がなかなかなかったので、
「この間の親睦会の試合は、私、一生忘れられないと思います。
本当にありがとうございました(≧▽≦)ノ」
と、心からお礼を言った。
「あの試合ね~・・・・厳しかったよね。」
「原さんの真剣な姿というか、
土壇場での強さや戦い方を見せてもらったというか、
うまく表現できないんですが、いろいろ学ばせてもらいました」
「ほんとう?久しぶりに真剣になったけど、それなら、よかった」
と、にっこりと笑ったあと、
「試合中の相手が何を考えてるか読むっていうのは大事なことよ。
びびるっていうのは誰にでもあることだし・・・。
あと、大事なポイントではミスしないってこともね」
「それって・・・・、チャンスボールを私が大きくアウトしちゃったあのポイントですか?( ̄□ ̄;)」
それで、ゲームセットになったのだ。リードしてたのに。
あれでかなり流れが変わったのは確かだった。
「そう、あれは大きかった。(¬_¬)
ああいうのをきっちり取らないと・・・
せっかくつかんだものが向こうに行ってしまうのよ。
ひろみちゃんも、あの時わかったでしょ?」
確かに・・・・
そのままゲームになりチェンジコートをして、
その初めのポイントで更に私は、
大きくリターンミスをやらかした。
その時、原さんは、
「こらあ・・・・( ̄へ ̄; 」とあきれ果ててた。
自分でも、そのポイントが大事って匂いはしていたのに・・・
「チャンスボールもミスしないで打つのは大事だけど、
あのあとのファーストポイント、
ただなんとなく打っちゃったでしょ?あそこが大事なのよ」
「はい・・・なんとなくわかりました。においがしました」
「そういうのがわかれば、
もっと楽にゲームが取れるようになるわよ( ̄ー ̄)b 」
この会話の頃から、
ふしぎと自分の中に、ショボミスが出始めた瞬間、危険信号が点滅するようになった。
このミスを放っておいてはいけない!という・・・
ここで気をひきしめねば!という点滅がチカチカと・・・。
夏の大会の前に、
おやじっちに教わった「負けないテニス」
きっと、あれはこういうことだったのではないかと・・・
あの時は、ここまでの意味も知らず、
いい方法み~つけた!ヾ(@^▽^@)ノって喜んでただけだったけど・・・
今は、負けないようにするにはどうしたらいいか、
(まあ、実際にそれができるかどうかは別として)
なんとなくわかってきた気がするのであります。
まあ、私のこったから、数ヶ月もしたら、別の負けないテニスを見いつけた!ψ(`∇´)ψ ・・・
ってなるかもしんないけど・・・にゃははは。
原さんと一緒に摘んだ、ほうせんかの種は
子供たちが庭にまきました。
来年、咲くといいなあ
おやじっちに、雑草と間違って抜かないようにさせんと・・・(¬_¬)
教わることと、
体験することは、
二つ一緒でないと
花が咲かないんだなと痛感した私でございました。
まあ、私の場合、全然咲いとらん気もするが・・・(;-_-;)
(うるさい!ほっといてくれ~~~っ!)
ついでにぽちっとも押してくれ~~~っ!
うそうそ・・・ぽちっとお願いいたしまする<(_ _)>
私もまさにこれです。
「ストレートにコースを変えてのミス。
ロブを打とうとしてミス。
サイドに打とうとしてのミス・・・・。」
そう、相手が恐かったの。
金曜日に、同じ人に、何度も言われているの。「センターに打てばいいの、相手に打たせればいいの」
それがなんとなくわかってきたような気がしていたところに、
この記事でシミュレーションさせてもらいました。
自分が体験したような気持ちになったよ。
どうもありがとう!
本当にそのせりふよく聞くよね~。「センターに打て!相手に打たせろ」って・・・・。
相手に波が行ってるとき、行きそうなとき、返すべきところにきっちりと返す・・・その大切さ。
昨日の愛ちゃんたちの決勝戦でも、「今は、そんなところに打ってる場合じゃないだろ!スレボトニク君!」という場面があった。たとえ、世界のトッププロであっても、守らなければいけない場面は、しっかりと守らないと、相手に波を持っていかれてしまうというのをマジカで見せてもらいました。
今度の試合では、ぜひ、体験してきてね~!楽しみだわ♪
私は、子供たちと毎日、指くわえてテレビ見ておりました。日の丸・・・・見えなかったけど?振ってくれた???
さてさて、記事のことですが、トリコさんにはお褒めいただいたのですが、今回は、一度アップした後に削除して、更に直しに直しが入り、きれいにまとめすぎたと反省をしております。
ですが、映画化!おもろい!それ乗った!「電車男」ばりで、コメントしてくれる常連さんたちも出演するってのはどう!?やっぱ、このブログはさ、コメントで持ってるようなものだから、コメントがないとすっかり張り合いなくすの。そのくらい、皆様からのコメントは私の宝物なの。
ピシピシってひっぱたいてくれるあねごのいてぃごさんや、海外で活躍するトリコさんや、天然キャラのゆとびっちさん、いつもテニスに燃えてるyamamamaさん、ずっとひろみを応援し続けてくれる心の友ヤマトさん、コメントはなくたっていつも見てくれてる方総出演じゃ。
ああ、楽しそう。今日1日、映画のこと考えたらわくわくして仕事も楽しいかも♪