2010年02月12日
神様お願い!
みなさま、こんにちは
今朝は、
登校や出勤はぶじにできたでしょうか?
皆様には悪いと思いつつも、
出勤のない生活をさせてもらっているわたくしとしては
朝、目覚めて
雪におおいつくされた、
眼下に広がる一面の銀世界
・・・・を楽しみに起きたんですが
一面どころか半面程度の雪景色・・・
にかなりがっかり
ところが・・・・
すっかり、私の朝の恒例行事となった
あっさぶろ~~(/ ̄▽)/
に行ったところ、
思いがけないプレゼントが
湯船につかりながら
頭にうっすらと雪をのせたお庭の植木を
眺めていたら・・・・
お空から、
ちらちら雪が落ちてきて
つぼみがふくらみはじめた梅の木に、
小鳥が一羽とまって
雪が降り積もるままにじっとしてる姿を見たら・・・・
なんか、
超もうけた気分
まあ、
梅にとまっていた小鳥が、
まるまるとしたおやじっちのような体型で、
絵になるというより・・・
思わず笑っちゃうような(* ̄m ̄)
かわいいおでぶやったんだけど
思いがけず
冬と春が重なりあう瞬間を見させてもらい・・・
朝から、
またも
実に、極楽でございました
さて・・・
先日話そうとした
同室の田沼のおばあちゃまの話ですが・・・・
私は、
前回の10日間の入院の間、
田沼さんから、たくさんのことを学ばせていただきました
田沼さんは、
もう一人の兵藤さんのように食事をすることができず、
いわゆる点滴がお食事です
口に食することができるのは、
朝夕の、お薬
と、お水や御茶。
私が、なぜ
このかたのことを
書きたいと思ったかというと・・・
4人部屋で、
唯一ご飯を食べれないのは
田沼さんだけなんですが、
少しも自分が食事を食べれないことを
恨んだり、
かわいそがったりしないのです。
私だったらば・・・
天気が良くて
みんながやってそうな日に、
仕事だった日にゃ・・・
もう悔しくて悔しくて、
自分の運命をのろったりだとか
雨ふれゃ~・・(¬(●●)¬)
なんて思っちゃうくらいだから
まわりからおいしそうな匂いが漂ってきてるのに、
自分だけ食べれなかった日にゃ・・・
( ̄_ ̄|||)ご、拷問や
って感じだけど・・・・
田沼さんは違う。
すごい
食事が終るころ、
看護師さんが、薬を持ってやってくるのだが、
「待ってたのよ~。
それ、その白いやつ・・・いれてくれんの?」
看護師さん:「はい、入れますよ」
「よかった~!ありがとう
それ入れっとね、甘くって・・・
おいっしいの(*^。^*)」
入院してしょっぱな、
田沼さんの
このせりふ聞いて・・・・
この人・・・・ただもんじゃない(¬ー¬)
と思ったとです。
今、自分が持ってるものが
たとえほんの少しだとしても
その中に・・・
楽しみや
幸せ
嬉しさを
みつけられるんです。
私が一生忘れられない
二人のおばちゃんがいます。
阪神大震災の時、
テレビのインタビューに
答えていた二人のおばちゃんです。
地震で家が壊れてしまい、
近くの仮設みたいなところにいて
全く境遇がそっくりの同年代の二人のおばちゃんです。
一人のおばちゃんは、
テレビの画面に向かって、
「行政は何やってはるん?!
こん寒いん中、朝から
冷たいおにぎりたった一個や!
わしらに死ねいうとんか」
と、むちゃくちゃ怒ってました
一方、もう一人のおばちゃんは、
「今日、ボランティアん人に、
おにぎりをいただきました
ありがたいですね~」
と、にこにこしながら、お礼を言ってるんです。
全く似たような境遇なのに
なんで?
この違い/( ̄ロ ̄;)\
当時私は、
うら若き、ぴっちぴち20代だったわけですが、
・・・あ、いや、私の年齢は関係ないんですけど・・・
まっちょうど、ジュリアナとかでブイブイいってたころかなあ。
いや、もう少しあとかな・・・・
あ、ただ、そういう時もあったなあと懐かしくてにゃははは
と、とにかく
私はすごいカルチャーショックを受けました。
自分ではなんもせんで
火にあたって文句ばっかたらけてるだけのおばちゃんと、
少しの中にもありがたみを見つけて
感謝するおばちゃんと
この二人の未来が想像ついた感じがした。
多分、文句おばちゃんは、
何年たってもずっと何かに文句言ってて
軒先に糞をたれてくカラスに水かけたり
いうことをきかない嫁の愚痴ばっか言ってたり・・・
自分をいじやかせるものなんでもかんでも文句言ってる毎日。
でも、
もう一人のおばちゃんは、
たとえ小さな住まいだとしても、
庭にきた鳥や動物をかわいがったり、
お嫁さんと二人で仲良くランチいったりして・・・
困ってる人を助けたり、してもらったらありがとうってお礼をしたり・・・
お互い様で自然といざって時誰かが助けてくれたりして・・・
たった今、
自分が手にしてるものの中に、
幸せ(満足、充足、わくわく、嬉しさ)が
見つけられなけりゃ・・・・
見つけようとしなければ
きっと、幸せなんか
いつまでたっても
どこにいっても
ないんだろうな
とこのごろすごく思うのねん。
ちなみに、
今日、田沼さんがうとうとしているところへ
看護師さんがやってきて、
「おやすみのところ、すいませんね。
血圧だけ測らせてくださいね」と言ったら、
「大丈夫ですよ。
毎日がおやすみですから」
といって、みんなを笑わせてました。
確かに、
毎日がお休みですけど・・・
「みなさんにいたれりつくせり、
お世話になって、
こんな極楽はないです」
田沼さんはいつもいつも、
どの看護師さんにも「ありがとう」って言ってます。
しかも、その看護師さんのいいところを
うま~く見つけ出す天才で・・・・
私には「こわ~い」私の主治医先生も
田沼さんには異様に優しくて
私には立ったまま話すんですが、
田沼さんにだけは、
膝を折ってしゃべりかけるとです
なんか差別を感じますが・・・
まあ田沼さんが相手では仕方ないかなどんな人も、
田沼さん相手にすると
笑顔になっちゃって
優しい気分になっちゃうんです・・・・
不思議。
その田沼さん、
夕方、
こんなことを言ってました。
「体がしんどくなって、
つらくなってくっとね、
やになっちゃうときがあるね。
抗がん剤やったって効くかどうかわからないでしょ?
なんの保障もないし、
治る保証もないのに、
つらい思いだけして・・・・
つくづくもうやだなあって思うときがあるよ。
昨日も、今日も寝てばっかりでしょ。
動かなきゃって思ってもどうにも体がいうこときいてくれなくてさ・・・」
田沼さんの弱音でした。
「そうですね・・・・・
体がしんどいとき、いいこと考えるのは大変ですね」
田沼さんの気持がすごくわかります。
本当なんです。
体がついらいときに、
ポジティブシンキンングとか、
前向き思考とか、
言ってらんないんです。
そんなもん、くそっくらえっなんです。
「だったら、考えなきゃいいんじゃないですか?」
と、田沼さんに言いました。
「へ?」
「眠たいなら、寝ればいいんですよ。
きっと、田沼さんの体が、
今、ガンと闘ってるとこだから動かないでくれ!
頼むからじっとしててくれ!
って信号出してんじゃないんですか?
体がそうしろって言ってるんだから、
今は素直にいうこと聞いて寝てればいいんですよ」
「そうかな」
「そうですよ
それにいいことが考えらんないなら、
無理に考える必要ないってことですよ。
だけど、
効くって保障もないかもしれませんが、
効かないって保障もないじゃないですか
突然、劇的にばっちり効いちゃって
瞬間的にぜん~んぶなくなっちゃうことだってあるかもしれないし、
っていうか、絶対あり得ますし・・・・
だから、心配してるくらいなら、
寝てるほうがええですよ
どっちに転ぶか心配したところで、
ええほうに転んでくれるわけじゃないですし」
田沼さんに向かって、
うわっつらの慰めや、励ましの言葉は通じん
と思いました。
きっとばれてまう
だから、心の底で思ってるのと同じことだけ
言葉にして、心をこめて、
いったとです。
神様お願い!
田沼さんの抗ぽん剤を劇的に効かせて
完全に
完全に
治してください。
心よりお願いします。
あ、もちろん、あたちもです
超、長文になっちゃった
今日、一日かかっちゃった
明日は、ゆっくりと読書にしよう
更新できないでいたら、私のお楽しみの・・・
ら、ランキングが下がっておった
めんどいじゃろが、
4こまとめてぽちっと頼みますm(。-_-。)m
今朝は、
登校や出勤はぶじにできたでしょうか?
皆様には悪いと思いつつも、
出勤のない生活をさせてもらっているわたくしとしては
朝、目覚めて
雪におおいつくされた、
眼下に広がる一面の銀世界
・・・・を楽しみに起きたんですが
一面どころか半面程度の雪景色・・・
にかなりがっかり
ところが・・・・
すっかり、私の朝の恒例行事となった
あっさぶろ~~(/ ̄▽)/
に行ったところ、
思いがけないプレゼントが
湯船につかりながら
頭にうっすらと雪をのせたお庭の植木を
眺めていたら・・・・
お空から、
ちらちら雪が落ちてきて
つぼみがふくらみはじめた梅の木に、
小鳥が一羽とまって
雪が降り積もるままにじっとしてる姿を見たら・・・・
なんか、
超もうけた気分
まあ、
梅にとまっていた小鳥が、
まるまるとしたおやじっちのような体型で、
絵になるというより・・・
思わず笑っちゃうような(* ̄m ̄)
かわいいおでぶやったんだけど
思いがけず
冬と春が重なりあう瞬間を見させてもらい・・・
朝から、
またも
実に、極楽でございました
さて・・・
先日話そうとした
同室の田沼のおばあちゃまの話ですが・・・・
私は、
前回の10日間の入院の間、
田沼さんから、たくさんのことを学ばせていただきました
田沼さんは、
もう一人の兵藤さんのように食事をすることができず、
いわゆる点滴がお食事です
口に食することができるのは、
朝夕の、お薬
と、お水や御茶。
私が、なぜ
このかたのことを
書きたいと思ったかというと・・・
4人部屋で、
唯一ご飯を食べれないのは
田沼さんだけなんですが、
少しも自分が食事を食べれないことを
恨んだり、
かわいそがったりしないのです。
私だったらば・・・
天気が良くて
みんながやってそうな日に、
仕事だった日にゃ・・・
もう悔しくて悔しくて、
自分の運命をのろったりだとか
雨ふれゃ~・・(¬(●●)¬)
なんて思っちゃうくらいだから
まわりからおいしそうな匂いが漂ってきてるのに、
自分だけ食べれなかった日にゃ・・・
( ̄_ ̄|||)ご、拷問や
って感じだけど・・・・
田沼さんは違う。
すごい
食事が終るころ、
看護師さんが、薬を持ってやってくるのだが、
「待ってたのよ~。
それ、その白いやつ・・・いれてくれんの?」
看護師さん:「はい、入れますよ」
「よかった~!ありがとう
それ入れっとね、甘くって・・・
おいっしいの(*^。^*)」
入院してしょっぱな、
田沼さんの
このせりふ聞いて・・・・
この人・・・・ただもんじゃない(¬ー¬)
と思ったとです。
今、自分が持ってるものが
たとえほんの少しだとしても
その中に・・・
楽しみや
幸せ
嬉しさを
みつけられるんです。
私が一生忘れられない
二人のおばちゃんがいます。
阪神大震災の時、
テレビのインタビューに
答えていた二人のおばちゃんです。
地震で家が壊れてしまい、
近くの仮設みたいなところにいて
全く境遇がそっくりの同年代の二人のおばちゃんです。
一人のおばちゃんは、
テレビの画面に向かって、
「行政は何やってはるん?!
こん寒いん中、朝から
冷たいおにぎりたった一個や!
わしらに死ねいうとんか」
と、むちゃくちゃ怒ってました
一方、もう一人のおばちゃんは、
「今日、ボランティアん人に、
おにぎりをいただきました
ありがたいですね~」
と、にこにこしながら、お礼を言ってるんです。
全く似たような境遇なのに
なんで?
この違い/( ̄ロ ̄;)\
当時私は、
うら若き、ぴっちぴち20代だったわけですが、
・・・あ、いや、私の年齢は関係ないんですけど・・・
まっちょうど、ジュリアナとかでブイブイいってたころかなあ。
いや、もう少しあとかな・・・・
あ、ただ、そういう時もあったなあと懐かしくてにゃははは
と、とにかく
私はすごいカルチャーショックを受けました。
自分ではなんもせんで
火にあたって文句ばっかたらけてるだけのおばちゃんと、
少しの中にもありがたみを見つけて
感謝するおばちゃんと
この二人の未来が想像ついた感じがした。
多分、文句おばちゃんは、
何年たってもずっと何かに文句言ってて
軒先に糞をたれてくカラスに水かけたり
いうことをきかない嫁の愚痴ばっか言ってたり・・・
自分をいじやかせるものなんでもかんでも文句言ってる毎日。
でも、
もう一人のおばちゃんは、
たとえ小さな住まいだとしても、
庭にきた鳥や動物をかわいがったり、
お嫁さんと二人で仲良くランチいったりして・・・
困ってる人を助けたり、してもらったらありがとうってお礼をしたり・・・
お互い様で自然といざって時誰かが助けてくれたりして・・・
たった今、
自分が手にしてるものの中に、
幸せ(満足、充足、わくわく、嬉しさ)が
見つけられなけりゃ・・・・
見つけようとしなければ
きっと、幸せなんか
いつまでたっても
どこにいっても
ないんだろうな
とこのごろすごく思うのねん。
ちなみに、
今日、田沼さんがうとうとしているところへ
看護師さんがやってきて、
「おやすみのところ、すいませんね。
血圧だけ測らせてくださいね」と言ったら、
「大丈夫ですよ。
毎日がおやすみですから」
といって、みんなを笑わせてました。
確かに、
毎日がお休みですけど・・・
「みなさんにいたれりつくせり、
お世話になって、
こんな極楽はないです」
田沼さんはいつもいつも、
どの看護師さんにも「ありがとう」って言ってます。
しかも、その看護師さんのいいところを
うま~く見つけ出す天才で・・・・
私には「こわ~い」私の主治医先生も
田沼さんには異様に優しくて
私には立ったまま話すんですが、
田沼さんにだけは、
膝を折ってしゃべりかけるとです
なんか差別を感じますが・・・
まあ田沼さんが相手では仕方ないかなどんな人も、
田沼さん相手にすると
笑顔になっちゃって
優しい気分になっちゃうんです・・・・
不思議。
その田沼さん、
夕方、
こんなことを言ってました。
「体がしんどくなって、
つらくなってくっとね、
やになっちゃうときがあるね。
抗がん剤やったって効くかどうかわからないでしょ?
なんの保障もないし、
治る保証もないのに、
つらい思いだけして・・・・
つくづくもうやだなあって思うときがあるよ。
昨日も、今日も寝てばっかりでしょ。
動かなきゃって思ってもどうにも体がいうこときいてくれなくてさ・・・」
田沼さんの弱音でした。
「そうですね・・・・・
体がしんどいとき、いいこと考えるのは大変ですね」
田沼さんの気持がすごくわかります。
本当なんです。
体がついらいときに、
ポジティブシンキンングとか、
前向き思考とか、
言ってらんないんです。
そんなもん、くそっくらえっなんです。
「だったら、考えなきゃいいんじゃないですか?」
と、田沼さんに言いました。
「へ?」
「眠たいなら、寝ればいいんですよ。
きっと、田沼さんの体が、
今、ガンと闘ってるとこだから動かないでくれ!
頼むからじっとしててくれ!
って信号出してんじゃないんですか?
体がそうしろって言ってるんだから、
今は素直にいうこと聞いて寝てればいいんですよ」
「そうかな」
「そうですよ
それにいいことが考えらんないなら、
無理に考える必要ないってことですよ。
だけど、
効くって保障もないかもしれませんが、
効かないって保障もないじゃないですか
突然、劇的にばっちり効いちゃって
瞬間的にぜん~んぶなくなっちゃうことだってあるかもしれないし、
っていうか、絶対あり得ますし・・・・
だから、心配してるくらいなら、
寝てるほうがええですよ
どっちに転ぶか心配したところで、
ええほうに転んでくれるわけじゃないですし」
田沼さんに向かって、
うわっつらの慰めや、励ましの言葉は通じん
と思いました。
きっとばれてまう
だから、心の底で思ってるのと同じことだけ
言葉にして、心をこめて、
いったとです。
神様お願い!
田沼さんの抗ぽん剤を劇的に効かせて
完全に
完全に
治してください。
心よりお願いします。
あ、もちろん、あたちもです
超、長文になっちゃった
今日、一日かかっちゃった
明日は、ゆっくりと読書にしよう
更新できないでいたら、私のお楽しみの・・・
ら、ランキングが下がっておった
めんどいじゃろが、
4こまとめてぽちっと頼みますm(。-_-。)m