2010年02月04日
ぽんの仲間たち
私が入院した時に
同室になりお世話になった3人の方は
私の母くらいの年代の方が二人と
もっとお若い方が一人・・・・
田沼さんというかわいらしいおばあちゃまと、
兵藤さんという元気はつらつのおばあちゃま
そして、聞き上手で、やさしい中村さん。
田沼さんと、兵藤さんは、胃がん
中村さんは、血液のガンです。
私は、乳がんになるので、
みんな、異なるガンの種類ではありますが、
同じ、「ガン」というくくりで見ると、
年齢こそ違いこそすれ、いわゆる同士。
また、
手術して切り取れるというレベルは超えていて
遠隔転移しているという点でも
同じ境遇です。
まあ、そこまで聞くと・・・・
一般人から見ると、そんな4人がそろえば
「なんか、すっごい暗くなりそう~」
「気の毒ね~」
になるんでしょうけど・・・・・
ふしぎなものです。
そうはならんのです。
っつうか、みんな底抜けに明るいんだす
おかげで4人でいっつも笑っておりました
一番、おかしかったのは、
兵藤さんが、病室で携帯電話で話してた時のことです。
病室では携帯電話は基本的に禁止なんですが、
私たちは特に気にしなかったので、
兵藤さんは、よく病室で携帯で電話しておりました。
(私は、きかれるのも恥ずかしかったので部屋の外に出て話してましたけど・・・)
兵藤さんはあけっぴろげで、さばさばしてるので、
平気みたいでした。
普段は、ふつうにベッドでしゃべっていたのに、
その時ばかりは、
何を思ったのか・・・・
いきなり
がばっと布団にくるまり・・・・
大きな声で布団の中で叫び始めたのです。
「ああ!私!
私だってば!
わかる?」
その瞬間、
「ひょえ~~(/ ̄▽)/ ~」
わたしゃ、ベッドから転げ落ちそうになりました
普段ベッドの上で、
話してる声の数倍どでかい声
「あさってね、退院だから!
そう!え?だから~」
私は、目の前のベッドの中村さんに言った。
「普段も元気ですけど、いつもの数倍でかい声になってませんか(=^_^;=)」
「そ、そうだね一応、みんなに悪いと思って、布団かぶったんだろ~けど・・・・」
「申し訳ないが、
全く意味ないっすよね・・・(;¬_¬)」
「っていうか・・・・よけい大きくなってるよね」
中村さんのその言葉は、
私が今まで必死に
笑うまいとこらえていたものを、
一瞬で吹き飛ばしてしまった。
「で、ですよね~~!
( T ▽ T )ノ_彡
ひ~~っだめだっ
笑いがとまらん」
布団をかぶってるんだから、
声が小さくなってもいいはずなのに
小さくなるどころか・・・・・
廊下のはしまで響き渡るほどの大音響
布団自体が拡声器になってしまってるのじゃ
「(≧∇≦)ぶぁっはっはっ」
中村さんも、
腹を抱えて笑い転げはじめ・・・
田沼さんも笑いはじめ・・・・
3人でげらげら笑ってると、
電話を終えた兵藤さんが、
布団をはぐり、顔を出し・・・・
笑っている私たちを見て
「( ・ _ ・ )・・・・どうしたの?」
と、当の本人が、
全くきづいていないことも更におかしく・・
兵藤さんに、
なんで私たちが笑っていたか教えてあげると、
「そ、そうなの~!?
相手が耳が悪いから、声を大きくしなきゃと思って
布団かぶったのに、そんなに大きな声だった?」
「はんぱない大声だったですよ超、笑えました」
と、また更に、4人で笑い・・・・
本当に、おもしろいこと目白押しでした。
まあ、じゃあ、
みんなの病室がそうかというとそうでもなく、
廊下を通る時、
こっそり他を覗いても、
しゃべってる声はほとんどなく、
それぞれがイヤホンでテレビを見てたり、
静かに寝てたり・・・・
私たちの部屋みたいに、いつもしゃべってて
ぎゃーぎゃー笑っていたのは、
他の病室にはなかったので・・・
みんながみんなというわけではないようですが
まあ、私は、ラッキーだったってことかな
いや・・待てよ(;¬_¬)
治療のための入院なんじゃなから、
他のお部屋の方のように、
静かに寝ていることが
正しい入院の仕方だったのかもしれないが・・・・
でもまあ、
みなさんのおかげで、
私は楽しい入院生活を送らせてもらえたことには
変わりないわけじゃから、よかろう
この前、
おやじっちが教えてくれました。
かなり前の話らしいが、
徹子の部屋に永六輔が出演した時、
ガンや、告知という
言葉の響きがよくないという話になったそうな。
徹子さん「じゃあ、なんていえばよろしいの?」
永 「ぽん!・・・あたりがいいんじゃないですか?」
徹子さん「まあ、ぽん!
永 「告知っていうのも・・・・どうですかね、
お知らせ・・くらいでいいんじゃないですか?」
徹子さん 「ぽんのお知らせ!それはまあ」
というようなあ話をされていたそうです。
(私は実際の話を聞いたわけではないのですが、
このような内容だったということです。
細かな点での御二人の言いまわしなど
違う点はどうぞご容赦くださいませ)
その法則を私たちに当てはめるなら、
胃ぽんと、リンパポンと、乳ぽんの
お仲間たちの集まりってことかな
まあ、そうはいっても、
全員が抱えている病気は、
やっぱり簡単なものじゃないわけだけど・・・・
その話をするには、かなり長くなってしまうので、
それはまた次回ということで・・・・
昨日の夜から、
ちょっち、痛みがあって、あまり寝てないのねん。
だから、今日は、
おとなしくしとります。
毎日、たくさんの応援をありがとう!
今日も、がっつりぽちっとよろぴくぴ
同室になりお世話になった3人の方は
私の母くらいの年代の方が二人と
もっとお若い方が一人・・・・
田沼さんというかわいらしいおばあちゃまと、
兵藤さんという元気はつらつのおばあちゃま
そして、聞き上手で、やさしい中村さん。
田沼さんと、兵藤さんは、胃がん
中村さんは、血液のガンです。
私は、乳がんになるので、
みんな、異なるガンの種類ではありますが、
同じ、「ガン」というくくりで見ると、
年齢こそ違いこそすれ、いわゆる同士。
また、
手術して切り取れるというレベルは超えていて
遠隔転移しているという点でも
同じ境遇です。
まあ、そこまで聞くと・・・・
一般人から見ると、そんな4人がそろえば
「なんか、すっごい暗くなりそう~」
「気の毒ね~」
になるんでしょうけど・・・・・
ふしぎなものです。
そうはならんのです。
っつうか、みんな底抜けに明るいんだす
おかげで4人でいっつも笑っておりました
一番、おかしかったのは、
兵藤さんが、病室で携帯電話で話してた時のことです。
病室では携帯電話は基本的に禁止なんですが、
私たちは特に気にしなかったので、
兵藤さんは、よく病室で携帯で電話しておりました。
(私は、きかれるのも恥ずかしかったので部屋の外に出て話してましたけど・・・)
兵藤さんはあけっぴろげで、さばさばしてるので、
平気みたいでした。
普段は、ふつうにベッドでしゃべっていたのに、
その時ばかりは、
何を思ったのか・・・・
いきなり
がばっと布団にくるまり・・・・
大きな声で布団の中で叫び始めたのです。
「ああ!私!
私だってば!
わかる?」
その瞬間、
「ひょえ~~(/ ̄▽)/ ~」
わたしゃ、ベッドから転げ落ちそうになりました
普段ベッドの上で、
話してる声の数倍どでかい声
「あさってね、退院だから!
そう!え?だから~」
私は、目の前のベッドの中村さんに言った。
「普段も元気ですけど、いつもの数倍でかい声になってませんか(=^_^;=)」
「そ、そうだね一応、みんなに悪いと思って、布団かぶったんだろ~けど・・・・」
「申し訳ないが、
全く意味ないっすよね・・・(;¬_¬)」
「っていうか・・・・よけい大きくなってるよね」
中村さんのその言葉は、
私が今まで必死に
笑うまいとこらえていたものを、
一瞬で吹き飛ばしてしまった。
「で、ですよね~~!
( T ▽ T )ノ_彡
ひ~~っだめだっ
笑いがとまらん」
布団をかぶってるんだから、
声が小さくなってもいいはずなのに
小さくなるどころか・・・・・
廊下のはしまで響き渡るほどの大音響
布団自体が拡声器になってしまってるのじゃ
「(≧∇≦)ぶぁっはっはっ」
中村さんも、
腹を抱えて笑い転げはじめ・・・
田沼さんも笑いはじめ・・・・
3人でげらげら笑ってると、
電話を終えた兵藤さんが、
布団をはぐり、顔を出し・・・・
笑っている私たちを見て
「( ・ _ ・ )・・・・どうしたの?」
と、当の本人が、
全くきづいていないことも更におかしく・・
兵藤さんに、
なんで私たちが笑っていたか教えてあげると、
「そ、そうなの~!?
相手が耳が悪いから、声を大きくしなきゃと思って
布団かぶったのに、そんなに大きな声だった?」
「はんぱない大声だったですよ超、笑えました」
と、また更に、4人で笑い・・・・
本当に、おもしろいこと目白押しでした。
まあ、じゃあ、
みんなの病室がそうかというとそうでもなく、
廊下を通る時、
こっそり他を覗いても、
しゃべってる声はほとんどなく、
それぞれがイヤホンでテレビを見てたり、
静かに寝てたり・・・・
私たちの部屋みたいに、いつもしゃべってて
ぎゃーぎゃー笑っていたのは、
他の病室にはなかったので・・・
みんながみんなというわけではないようですが
まあ、私は、ラッキーだったってことかな
いや・・待てよ(;¬_¬)
治療のための入院なんじゃなから、
他のお部屋の方のように、
静かに寝ていることが
正しい入院の仕方だったのかもしれないが・・・・
でもまあ、
みなさんのおかげで、
私は楽しい入院生活を送らせてもらえたことには
変わりないわけじゃから、よかろう
この前、
おやじっちが教えてくれました。
かなり前の話らしいが、
徹子の部屋に永六輔が出演した時、
ガンや、告知という
言葉の響きがよくないという話になったそうな。
徹子さん「じゃあ、なんていえばよろしいの?」
永 「ぽん!・・・あたりがいいんじゃないですか?」
徹子さん「まあ、ぽん!
永 「告知っていうのも・・・・どうですかね、
お知らせ・・くらいでいいんじゃないですか?」
徹子さん 「ぽんのお知らせ!それはまあ」
というようなあ話をされていたそうです。
(私は実際の話を聞いたわけではないのですが、
このような内容だったということです。
細かな点での御二人の言いまわしなど
違う点はどうぞご容赦くださいませ)
その法則を私たちに当てはめるなら、
胃ぽんと、リンパポンと、乳ぽんの
お仲間たちの集まりってことかな
まあ、そうはいっても、
全員が抱えている病気は、
やっぱり簡単なものじゃないわけだけど・・・・
その話をするには、かなり長くなってしまうので、
それはまた次回ということで・・・・
昨日の夜から、
ちょっち、痛みがあって、あまり寝てないのねん。
だから、今日は、
おとなしくしとります。
毎日、たくさんの応援をありがとう!
今日も、がっつりぽちっとよろぴくぴ