2009年12月20日
づらずら
おとといは2回目の抗がん剤の日
熱もなく、まあぶじに終了いたしました。
まあ、ぶじに・・・・
といったのは、
1回目のときは
抗がん剤が体に流れはじまっても、
「はじまったんけ~?( ̄。 ̄)」
ってくらい余裕シャクシャクで
全くアレルギー反応もなかったのですがく
今回は・・・・
始まってすぐに、
息が苦しくなって、
あつ~くなって、
目がチカチカしてきて
お~~~っ!
このチカチカは
私が子供のころから憧れていた、
久美子ちゃんが言ってた、
(久美子ちゃんが誰か覚えてない方、または知らない方はこちらを読んでからどうぞ)
「ひろみの印籠」
あの倒れる寸前に見えるっていう噂の「星」じゃね~か!
・・・・まあ、私が憧れていたのは、
校長先生のなが~い話に飽き飽きしてる子供たちのところへ
超ドラマティックに
「はら~~っ!」
と倒れることだったのだが・・・・(;¬_¬)
どうも、私にはそういうドラマティックな場面はおきてくれないようで
自力でナースコールを押し
心配そうに私をのぞきこんでくれたのは、
同級生ではなく、
看護婦さんであった。
まあ、当たり前といえば当たり前だが・・・
看護師さんが速効
抗がん剤を止めてくれたので、
すぐになんともなくなり、
その後、ゆっくりと入れ始めたところ、
憧れのチカチカを二度と見ることなく、
最後までぶじに入れきることができやした
さて、抗がん剤を入れている間、
眠くなり、うとうとしてた私の耳に、
何やら話声が・・・
「へ~自分で作ったんですか!すごいですね」
看護婦さんの声や( ̄。 ̄)
一体何を作ったんだ?と
耳をダンボにしてぼんやり聞いていると・・・・
「寒くなる前はそうでもなかったけど、
最近めっきり頭が寒くて~。
これだったら寝てる間でも邪魔にならないし~」
ぴき~っ!!
Σ(ノ°▽°)ノ
頭の話しとる!
しかも・・・・
帽子や!帽子の話をしてるじょ
聞きた~い!
そういう口コミの話を聞きたかったんよ~
私は、
ものすごい勢いで布団をめくりあげ、
カーテンに手をかけて
「私もその話し聞きたいです!
ええですか?」
と、叫んだ。
看護婦さんが、笑いながら二つのベッドの間のカーテンを開けてくれ、
隣のベッドの方と初対面をしました。
現在、私の通っている腫瘍科というのは、
ガンセンターの中でも、上層階にあり、
一般の外来の方はもちろん、子供もNGな階でありまして、
待合室には十数名の方が待ってることが多いのですが、
患者同士で話してるのを一度も見たことがなく・・・
・・・・私が思うに
私のような「進行ガン」
もしくは、簡単なガンではない方たちが、
通われる科だからではないかと・・・
お互いに軽はずみに話しかけられない雰囲気というか・・・・
ほとんどの人が、
暗~い顔で待っておられるのです
(少なくとも私にはそう見える)
私を含め、多くの人が、
通院で、抗がん剤を点滴で入れていくので、
同じ病室に何名もの方がいるのですが、
誰も話をしないどころか、
全員が全員、ず~っと寝ていて
し~~んとした静かな部屋の中で
私だけが・・・・
パンを食べたり、飲み物飲んだり、トイレいったり、本を読んだり、
ごそごそがさがさ・・・・・・
非常にうるさかったと思います
私としては、
他の同じような境遇の人の話を聞いてみたかったというか、
たとえば、髪の毛がなくなってどうしてるのか?とか、
寝ている間どうしてるの?とか、
他にもいろんな話を聞いてみたかったけど、
なかなかその機会もないんだ~って思ってた矢先だったので、
これを逃しちゃいかん
と、思い切って話しかけてみたのです。
その方が言っていたのですが、
5月からずっと通院で抗がん剤をしてきたけれど、
隣のベッドの人と話したのは、
私が初めてだったそうで
だから始めのころは、
とても寂しくて、辛かったそうです
帽子のことを聞くと、
快く作り方を教えてくれました
他にもいろいろ
「まだ、髪の毛抜けてないから、
これから?」
と聞かれたので、
「( ̄△ ̄;)えっ・・
あのう・・・もうつるっぱげなんですけど・・・・」
「え?でも、髪まだそれ・・・」
「ああ、これですか~ヅラですよ」
「え~~~\(°o°;)/」
お隣の方&看護婦さん
「え?わからなかったですか?」
「全然・・・まだ抜けてないんだと思った~」
「そうですか~嬉しいなあ
しかもこれ、安いんですよ~5000円なんですよ」
「え~~っ!(」゜ロ゜)」
お隣の方:「私なんか、5万円も出して買ったのに、
ちくちくして結局一回も使ってないのよ~」
私:「5万うわあ、もったいないヅラって高いっすよね
私、そんなお金なかったんで、
ネットで調べて買ったんですよ
5000円なら、だめもとで試しに買ったんですけど・・
わからないっすか?」
お隣の方:「全然わからないわ~
どこで買ったの?」
といわれたので、
ウィッグのサイトをお伝えするために
メルアド交換して、お友達ができました
今まで、話しかけるのはなんか悪そうって思ってたけど、
案外 お友達作りたいなあって
思ってる人がいるかも・・・・
私がそうだったみたいに。
ほんのちょっとの勇気が、
そのまますれ違ってしまうかもしれないはずの
出会いを作ってくれるんだもんね。
これからも、機会があったら
声かけてみようっと
そういえば、その後、
看護婦さんがナースステーションに戻って、
他の看護婦さんに言ったらしく、
私のヅラを見にきてました。
当然ながらびっくりしてて、
たくさんのヅラを見てきた看護婦さんでも騙された
このヅラはやっぱりすごいみたいっす。
この際だから、
みんなに教えてあげて、ヅラ流行らせちゃおうかあな
今晩は、
「仁」最終回スペシャルが終わったら、横浜に帰ります。
私がぶじに帰れるように、
今日も4発応援ぽちっとよろしくぴ~
熱もなく、まあぶじに終了いたしました。
まあ、ぶじに・・・・
といったのは、
1回目のときは
抗がん剤が体に流れはじまっても、
「はじまったんけ~?( ̄。 ̄)」
ってくらい余裕シャクシャクで
全くアレルギー反応もなかったのですがく
今回は・・・・
始まってすぐに、
息が苦しくなって、
あつ~くなって、
目がチカチカしてきて
お~~~っ!
このチカチカは
私が子供のころから憧れていた、
久美子ちゃんが言ってた、
(久美子ちゃんが誰か覚えてない方、または知らない方はこちらを読んでからどうぞ)
「ひろみの印籠」
あの倒れる寸前に見えるっていう噂の「星」じゃね~か!
・・・・まあ、私が憧れていたのは、
校長先生のなが~い話に飽き飽きしてる子供たちのところへ
超ドラマティックに
「はら~~っ!」
と倒れることだったのだが・・・・(;¬_¬)
どうも、私にはそういうドラマティックな場面はおきてくれないようで
自力でナースコールを押し
心配そうに私をのぞきこんでくれたのは、
同級生ではなく、
看護婦さんであった。
まあ、当たり前といえば当たり前だが・・・
看護師さんが速効
抗がん剤を止めてくれたので、
すぐになんともなくなり、
その後、ゆっくりと入れ始めたところ、
憧れのチカチカを二度と見ることなく、
最後までぶじに入れきることができやした
さて、抗がん剤を入れている間、
眠くなり、うとうとしてた私の耳に、
何やら話声が・・・
「へ~自分で作ったんですか!すごいですね」
看護婦さんの声や( ̄。 ̄)
一体何を作ったんだ?と
耳をダンボにしてぼんやり聞いていると・・・・
「寒くなる前はそうでもなかったけど、
最近めっきり頭が寒くて~。
これだったら寝てる間でも邪魔にならないし~」
ぴき~っ!!
Σ(ノ°▽°)ノ
頭の話しとる!
しかも・・・・
帽子や!帽子の話をしてるじょ
聞きた~い!
そういう口コミの話を聞きたかったんよ~
私は、
ものすごい勢いで布団をめくりあげ、
カーテンに手をかけて
「私もその話し聞きたいです!
ええですか?」
と、叫んだ。
看護婦さんが、笑いながら二つのベッドの間のカーテンを開けてくれ、
隣のベッドの方と初対面をしました。
現在、私の通っている腫瘍科というのは、
ガンセンターの中でも、上層階にあり、
一般の外来の方はもちろん、子供もNGな階でありまして、
待合室には十数名の方が待ってることが多いのですが、
患者同士で話してるのを一度も見たことがなく・・・
・・・・私が思うに
私のような「進行ガン」
もしくは、簡単なガンではない方たちが、
通われる科だからではないかと・・・
お互いに軽はずみに話しかけられない雰囲気というか・・・・
ほとんどの人が、
暗~い顔で待っておられるのです
(少なくとも私にはそう見える)
私を含め、多くの人が、
通院で、抗がん剤を点滴で入れていくので、
同じ病室に何名もの方がいるのですが、
誰も話をしないどころか、
全員が全員、ず~っと寝ていて
し~~んとした静かな部屋の中で
私だけが・・・・
パンを食べたり、飲み物飲んだり、トイレいったり、本を読んだり、
ごそごそがさがさ・・・・・・
非常にうるさかったと思います
私としては、
他の同じような境遇の人の話を聞いてみたかったというか、
たとえば、髪の毛がなくなってどうしてるのか?とか、
寝ている間どうしてるの?とか、
他にもいろんな話を聞いてみたかったけど、
なかなかその機会もないんだ~って思ってた矢先だったので、
これを逃しちゃいかん
と、思い切って話しかけてみたのです。
その方が言っていたのですが、
5月からずっと通院で抗がん剤をしてきたけれど、
隣のベッドの人と話したのは、
私が初めてだったそうで
だから始めのころは、
とても寂しくて、辛かったそうです
帽子のことを聞くと、
快く作り方を教えてくれました
他にもいろいろ
「まだ、髪の毛抜けてないから、
これから?」
と聞かれたので、
「( ̄△ ̄;)えっ・・
あのう・・・もうつるっぱげなんですけど・・・・」
「え?でも、髪まだそれ・・・」
「ああ、これですか~ヅラですよ」
「え~~~\(°o°;)/」
お隣の方&看護婦さん
「え?わからなかったですか?」
「全然・・・まだ抜けてないんだと思った~」
「そうですか~嬉しいなあ
しかもこれ、安いんですよ~5000円なんですよ」
「え~~っ!(」゜ロ゜)」
お隣の方:「私なんか、5万円も出して買ったのに、
ちくちくして結局一回も使ってないのよ~」
私:「5万うわあ、もったいないヅラって高いっすよね
私、そんなお金なかったんで、
ネットで調べて買ったんですよ
5000円なら、だめもとで試しに買ったんですけど・・
わからないっすか?」
お隣の方:「全然わからないわ~
どこで買ったの?」
といわれたので、
ウィッグのサイトをお伝えするために
メルアド交換して、お友達ができました
今まで、話しかけるのはなんか悪そうって思ってたけど、
案外 お友達作りたいなあって
思ってる人がいるかも・・・・
私がそうだったみたいに。
ほんのちょっとの勇気が、
そのまますれ違ってしまうかもしれないはずの
出会いを作ってくれるんだもんね。
これからも、機会があったら
声かけてみようっと
そういえば、その後、
看護婦さんがナースステーションに戻って、
他の看護婦さんに言ったらしく、
私のヅラを見にきてました。
当然ながらびっくりしてて、
たくさんのヅラを見てきた看護婦さんでも騙された
このヅラはやっぱりすごいみたいっす。
この際だから、
みんなに教えてあげて、ヅラ流行らせちゃおうかあな
今晩は、
「仁」最終回スペシャルが終わったら、横浜に帰ります。
私がぶじに帰れるように、
今日も4発応援ぽちっとよろしくぴ~