2007年04月10日
どん亀
私は、小さな頃から、異様に体が柔らかかったせいで、
高校入学が決まった時点で、
中学の体育の先生になかば強制的にその高校の新体操部に連れていかれた。
今でも、昔、新体操をやってたというと、
なぜだか
「やあっぱりね!」
といわれてしまう。
姿勢がいいからとか
(確かに・・・ふんぞりかえってるという噂も(¬ー¬))
仕草が・・・とか
(この上品とはほど遠い態度のどこに新体操の流れる動きを見出せるのかはなはだ疑問だけど・・・)
エアロビとかやってそうに見えるらしい。
テニスの前は確かにエアロビもちょっとはやってたんだけど・・。
またも話がずれちゃった。
高校の時の話に戻ると・・・・
入学前からなんて、
まるで期待の新人じゃんって思うかもしれないけど・・・
とんでもございません!!。(>_<;=;>_<)。
うちの高校は、インターハイに行くのが当然!
という有名な高校で、
中学時代に器械体操をやってきた子たちがたくさんいて、
期待の新人は他にうようよいた。
しかも下地もある彼女たちのほうが、ずぶの素人から始めた私より全然上手でして・・・・(;^_^ A
そのレベルの差はなかなか埋まらず・・・
高校3年間通して、
後輩が入ってこようが、なんだろうが、
練習中怒られるのは必ず私。(ノ_<。)
「ひろみ!またお前か!ヽ(*`Д´)ノ 」
鬼顧問の体育館に響き渡るこのせりふは体育系部活の子の間ではそりゃもう有名になりまして・・・
そりゃ、そうでしょうとも・・・3年間も聞けば、耳にタコもできるますわ。
おかげさまで、私は高校でも有名人に・・・。
嬉しくないわ。。(ー_ーメ)
「あのばばあ、絶対いつかぶっとばす!
(・`□´・)」
何度、そう思ったことか・・・・・。
(お口が悪くて、良い子の皆様ごめんなさい・・・)
密かに私の頭の中には、
卒業の時にお礼参りをして、ぼか~んと一発!先生を殴る自分のイメージが作られつつあった。
今思えば先生が怒るのも無理もありませんがな。
練習の時にミスするのは決まって私。
テニスと違って、新体操の団体は、全体が一つになって初めてきれいに見える演技。
なのに、いつもミスをやらかす私は、先生にとっても厄介な存在だったに違いない。
あまりにもミスが多くてレギュラーから落とされたこともあった。
悔しくて、悔しくて・・・何度泣いたことか(┰_┰)
もう、やめてやるうっ!って
青春ドラマよろしく、
何度体育館を飛び出そうとしたことか・・・・。
でも、私は飛び出さなかった。
不思議と、バカだチョンだといわれ続けてもやめなかった。
なんでなんだろう・・・・。
このまま、やめたら、女がすたると思ったのか、
飛び出す勇気がなかったのか、
新体操が好きだったのか・・・・( ̄~ ̄;)??
でも、よく覚えているのは、
朝は、誰よりも早く体育館に行って練習をして、
帰りは、夜の9時ごろまで1人で残って練習をしていたこと。
ただただ、悔しかったこと。
褒めて欲しいなんて、生易しいものじゃない。
あのくそばばあを
ぜって~「私がわるうございました」
と土下座させるくらいの演技をして見返したるぜ~っ!
お~~~っ!って思ってた。
自分との合言葉は、
「今に見てろ!絶対見返してやる」
じゃが・・・・
私のミスはいっこうに減らなかった。(/||| ̄▽)/
あはは・・・・
他の高校ではどうだったか知らんけど、
少なくともうちの学校の誰よりも、人の何倍も練習したにも関わらず、
私は結局、高校3年間ずっと練習の時にはミスの中心人物に居座り続けた。
なんで、今、そんなこと書くねん?と思ったでしょ。
まだ続きがあるんですよ。
実はね・・・・
むふふ・・・
ちょっと自慢してもいい?
だめって言われても書いちゃうけど・・・
練習の時には・・・といいましたが、
恐ろしい事に、
県大会も、インターハイも、国体も、全て、
どの大会でも、高校3年間通して、団体も、個人も、
本番ではただの一回もミスをしなかったんです。
他のレギュラーが毎回誰かしらミスをしていたけれど、
私だけ一度もミスをしなかったです~。
ふふふ、これだけはちょっとした自慢!( ̄ー+ ̄)
それは先生も不思議だったみたい。
「ひろみはなぜだか本番に強い( ̄~ ̄;) 」
とよく首を傾げてた。
とはいうものの・・・・普段の練習でミスが多いのはやっぱり私だったので、
結局最後まで怒鳴られ続けた・・・・(。>A<。)
ちなみに、
これは、話の本筋からずれることであるけれど・・・
私が高校でスポ根少女をして、
顧問の先生に怒られまくっていた頃、
おやじっちは・・・・
既に結婚をしており子供もいて、
私と同じ年のジュニアにテニスを教えて
毎晩飲んだくれていそうな。
今思えば、縁って不思議だわ~~~。
ともあれ、
あれほど、夢に見ていた顧問の先生への
お礼参りは、結局実現せずに終わってしまった。
卒業をするときに、
先生は私に、
「お前は、怒れば怒るほど向かってくる子だった。
怒って育てる子と、褒めて育てる子・・・・
2タイプいるけど、お前は怒って育てる子だったよ」
と言った。
当時の私は、
「にゃ、にゃんだと~~~っ!
(# ̄3 ̄) そんなこと言われたって嬉しくないやい!
私だってね~褒めて育てられたほうがよかったよ!」
と思った。
でも、あとになってから、
もしあの時、褒められてたら、
私は、人一倍練習しなかったかもしれないと思うようになった。
見返してやんど~~~~っ!
て悔しい気持ちが、練習へと向かうきっかけになり、
結局、その「誰よりもたくさん練習したもん」って自分への信頼が自信になって、
ミスがなかったのかもしれない・・・・。
「へ~ひろみちゃんってすごいじゃんっ」
て思いました?
テニスでもそれが使えればね~
いいじゃないって思うでしょう?
それがね・・・・
これがうまく、いかないのだわ。
私がドン亀なのは、
テニスを始めても同じだったのね~~(~T▽T)~
その証拠に・・・・
私がレッスンでラケットを振る姿を見たおやじっちが
なんて思ったかというと、
「!Σ( ̄ロ ̄lll)あひゃひゃ~~~!
こりゃ、まいったな・・・・」
と思ったらしい。
もちろん、ず~っと後になってから聞いた言葉だけど。
でも、おやじっちは、
初めの私のドン亀の姿からは到底重ねることもできない
理想のフォームをイメージしてくれながら、
私のフォームを一つ一つ作ってきてくれた。
多分、高校の顧問も同じだったんじゃないかと思う。
あの時、「くそばばあ~~!」
と先生をぼこぼこにして部活を飛び出さなくてよかった~!
今でも当時の頃のことを思い出すと、
やっぱり一発殴っときゃよかったかな~(¬ー¬)と思ったりもするんだけど、
でも、やっぱり先生への感謝の気持ちのほうが大きい。
おやじっちが、
いつでも、なんでも想像力が大事だというけれど、
教える生徒の将来、なって欲しい姿を想像して伝えるそうだ。
顧問の先生は、私たちに嫌われることは覚悟のうえで、
バカだチョンだと言い続け、理想の形を教え続けてくれたのかもしれない。
私の大事な基礎を作ってくれた最初のコーチ・・・だったのかも。
テニスでも、ただ、技術を教えるだけならちょっとうまい人なら誰でも教えられる気がするんだけど、
それぞれにあった理想の姿をイメージしながら教えてくれるコーチに出会えた生徒は幸せじゃないかなあと思う。
来週、試合が始まるので、もしかしたら、更新頻度がもっと悪くなるかもしれません・・・。
今でも悪いのに・・・皆様、見捨てないで~~!
おやじっちのスピリチュアルメッセージがなくて、
私の日々のくだらない日記でも、
見捨てずに遊びにきてちょ~~~っ!
そして、今日も!
あなたは押したくな~る!
ほらほら、押したくな~る・・・
1・・・2・・・・3・・・あなたはとうとう全部押したくなっちゃいました・・・
ほら~~全部押しちゃいましたよ。
明日いいことがあなたにありますように♪
高校入学が決まった時点で、
中学の体育の先生になかば強制的にその高校の新体操部に連れていかれた。
今でも、昔、新体操をやってたというと、
なぜだか
「やあっぱりね!」
といわれてしまう。
姿勢がいいからとか
(確かに・・・ふんぞりかえってるという噂も(¬ー¬))
仕草が・・・とか
(この上品とはほど遠い態度のどこに新体操の流れる動きを見出せるのかはなはだ疑問だけど・・・)
エアロビとかやってそうに見えるらしい。
テニスの前は確かにエアロビもちょっとはやってたんだけど・・。
またも話がずれちゃった。
高校の時の話に戻ると・・・・
入学前からなんて、
まるで期待の新人じゃんって思うかもしれないけど・・・
とんでもございません!!。(>_<;=;>_<)。
うちの高校は、インターハイに行くのが当然!
という有名な高校で、
中学時代に器械体操をやってきた子たちがたくさんいて、
期待の新人は他にうようよいた。
しかも下地もある彼女たちのほうが、ずぶの素人から始めた私より全然上手でして・・・・(;^_^ A
そのレベルの差はなかなか埋まらず・・・
高校3年間通して、
後輩が入ってこようが、なんだろうが、
練習中怒られるのは必ず私。(ノ_<。)
「ひろみ!またお前か!ヽ(*`Д´)ノ 」
鬼顧問の体育館に響き渡るこのせりふは体育系部活の子の間ではそりゃもう有名になりまして・・・
そりゃ、そうでしょうとも・・・3年間も聞けば、耳にタコもできるますわ。
おかげさまで、私は高校でも有名人に・・・。
嬉しくないわ。。(ー_ーメ)
「あのばばあ、絶対いつかぶっとばす!
(・`□´・)」
何度、そう思ったことか・・・・・。
(お口が悪くて、良い子の皆様ごめんなさい・・・)
密かに私の頭の中には、
卒業の時にお礼参りをして、ぼか~んと一発!先生を殴る自分のイメージが作られつつあった。
今思えば先生が怒るのも無理もありませんがな。
練習の時にミスするのは決まって私。
テニスと違って、新体操の団体は、全体が一つになって初めてきれいに見える演技。
なのに、いつもミスをやらかす私は、先生にとっても厄介な存在だったに違いない。
あまりにもミスが多くてレギュラーから落とされたこともあった。
悔しくて、悔しくて・・・何度泣いたことか(┰_┰)
もう、やめてやるうっ!って
青春ドラマよろしく、
何度体育館を飛び出そうとしたことか・・・・。
でも、私は飛び出さなかった。
不思議と、バカだチョンだといわれ続けてもやめなかった。
なんでなんだろう・・・・。
このまま、やめたら、女がすたると思ったのか、
飛び出す勇気がなかったのか、
新体操が好きだったのか・・・・( ̄~ ̄;)??
でも、よく覚えているのは、
朝は、誰よりも早く体育館に行って練習をして、
帰りは、夜の9時ごろまで1人で残って練習をしていたこと。
ただただ、悔しかったこと。
褒めて欲しいなんて、生易しいものじゃない。
あのくそばばあを
ぜって~「私がわるうございました」
と土下座させるくらいの演技をして見返したるぜ~っ!
お~~~っ!って思ってた。
自分との合言葉は、
「今に見てろ!絶対見返してやる」
じゃが・・・・
私のミスはいっこうに減らなかった。(/||| ̄▽)/
あはは・・・・
他の高校ではどうだったか知らんけど、
少なくともうちの学校の誰よりも、人の何倍も練習したにも関わらず、
私は結局、高校3年間ずっと練習の時にはミスの中心人物に居座り続けた。
なんで、今、そんなこと書くねん?と思ったでしょ。
まだ続きがあるんですよ。
実はね・・・・
むふふ・・・
ちょっと自慢してもいい?
だめって言われても書いちゃうけど・・・
練習の時には・・・といいましたが、
恐ろしい事に、
県大会も、インターハイも、国体も、全て、
どの大会でも、高校3年間通して、団体も、個人も、
本番ではただの一回もミスをしなかったんです。
他のレギュラーが毎回誰かしらミスをしていたけれど、
私だけ一度もミスをしなかったです~。
ふふふ、これだけはちょっとした自慢!( ̄ー+ ̄)
それは先生も不思議だったみたい。
「ひろみはなぜだか本番に強い( ̄~ ̄;) 」
とよく首を傾げてた。
とはいうものの・・・・普段の練習でミスが多いのはやっぱり私だったので、
結局最後まで怒鳴られ続けた・・・・(。>A<。)
ちなみに、
これは、話の本筋からずれることであるけれど・・・
私が高校でスポ根少女をして、
顧問の先生に怒られまくっていた頃、
おやじっちは・・・・
既に結婚をしており子供もいて、
私と同じ年のジュニアにテニスを教えて
毎晩飲んだくれていそうな。
今思えば、縁って不思議だわ~~~。
ともあれ、
あれほど、夢に見ていた顧問の先生への
お礼参りは、結局実現せずに終わってしまった。
卒業をするときに、
先生は私に、
「お前は、怒れば怒るほど向かってくる子だった。
怒って育てる子と、褒めて育てる子・・・・
2タイプいるけど、お前は怒って育てる子だったよ」
と言った。
当時の私は、
「にゃ、にゃんだと~~~っ!
(# ̄3 ̄) そんなこと言われたって嬉しくないやい!
私だってね~褒めて育てられたほうがよかったよ!」
と思った。
でも、あとになってから、
もしあの時、褒められてたら、
私は、人一倍練習しなかったかもしれないと思うようになった。
見返してやんど~~~~っ!
て悔しい気持ちが、練習へと向かうきっかけになり、
結局、その「誰よりもたくさん練習したもん」って自分への信頼が自信になって、
ミスがなかったのかもしれない・・・・。
「へ~ひろみちゃんってすごいじゃんっ」
て思いました?
テニスでもそれが使えればね~
いいじゃないって思うでしょう?
それがね・・・・
これがうまく、いかないのだわ。
私がドン亀なのは、
テニスを始めても同じだったのね~~(~T▽T)~
その証拠に・・・・
私がレッスンでラケットを振る姿を見たおやじっちが
なんて思ったかというと、
「!Σ( ̄ロ ̄lll)あひゃひゃ~~~!
こりゃ、まいったな・・・・」
と思ったらしい。
もちろん、ず~っと後になってから聞いた言葉だけど。
でも、おやじっちは、
初めの私のドン亀の姿からは到底重ねることもできない
理想のフォームをイメージしてくれながら、
私のフォームを一つ一つ作ってきてくれた。
多分、高校の顧問も同じだったんじゃないかと思う。
あの時、「くそばばあ~~!」
と先生をぼこぼこにして部活を飛び出さなくてよかった~!
今でも当時の頃のことを思い出すと、
やっぱり一発殴っときゃよかったかな~(¬ー¬)と思ったりもするんだけど、
でも、やっぱり先生への感謝の気持ちのほうが大きい。
おやじっちが、
いつでも、なんでも想像力が大事だというけれど、
教える生徒の将来、なって欲しい姿を想像して伝えるそうだ。
顧問の先生は、私たちに嫌われることは覚悟のうえで、
バカだチョンだと言い続け、理想の形を教え続けてくれたのかもしれない。
私の大事な基礎を作ってくれた最初のコーチ・・・だったのかも。
テニスでも、ただ、技術を教えるだけならちょっとうまい人なら誰でも教えられる気がするんだけど、
それぞれにあった理想の姿をイメージしながら教えてくれるコーチに出会えた生徒は幸せじゃないかなあと思う。
来週、試合が始まるので、もしかしたら、更新頻度がもっと悪くなるかもしれません・・・。
今でも悪いのに・・・皆様、見捨てないで~~!
おやじっちのスピリチュアルメッセージがなくて、
私の日々のくだらない日記でも、
見捨てずに遊びにきてちょ~~~っ!
そして、今日も!
あなたは押したくな~る!
ほらほら、押したくな~る・・・
1・・・2・・・・3・・・あなたはとうとう全部押したくなっちゃいました・・・
ほら~~全部押しちゃいましたよ。
明日いいことがあなたにありますように♪